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ザ・ガールズ
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ザ・ガールズ

エマ・クライン(著者), 堀江里美(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/11/08
JAN 9784152097194

ザ・ガールズ

¥2,200

商品レビュー

4.5

7件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 自由追求の少女成長
  • 社会的メッセージ
  • カリスマ的コミュニティ
  • 殺人の強制
  • 14歳の葛藤
  • 青春の甘酸っぱさ
  • 自己嫌悪との対峙
  • 理想と現実の狭間
  • 翻訳の巧みさ
  • 女性読者の共感

自由を求める少女の成長と葛藤が描かれた本作は、青春の甘酸っぱさとシリアスな社会的メッセージが交錯する物語です。14歳のイーヴィーは、自由な19歳のスザンヌに憧れ、彼女のコミュニティで新たな生き方を学びますが、そこには思わぬ危険も潜んでいます。淡々とした語りの中に切実さが感じられ、クライマックスでは緊迫感が高まります。読者は、自身の過去の経験や自己嫌悪を思い起こしながら、理想と現実の狭間で揺れ動く心情に共感することでしょう。特に若い女性にとって、自分の居場所を見つけることの重要性や、強さと弱さのバランスを保つことの難しさが深く掘り下げられています。翻訳の巧みさも際立ち、詩的な文体が心地よく響く一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/12/29

年齢を重ねるにつれて徐々に自分の居場所を見つけられるようになる。 完璧ではないけど少しでもなりたい自分へ距離が近くなっていったり、その中で良い意味で諦めがつけるようになったり、自分の良い面も悪い面も受け入れられるようになっていった。 そんな今、読んでいて昔の好きではなかった頃の...

年齢を重ねるにつれて徐々に自分の居場所を見つけられるようになる。 完璧ではないけど少しでもなりたい自分へ距離が近くなっていったり、その中で良い意味で諦めがつけるようになったり、自分の良い面も悪い面も受け入れられるようになっていった。 そんな今、読んでいて昔の好きではなかった頃の自分が掘り起こされてしまった。 誰かに好かれたくて、嫌われたくなくて、凄い子だと思われたくて嘘をついたり自分を大きく見せようとしたこと。 理想と現実の自分があまりにもかけ離れていて自己嫌悪に陥ること。 自分以外の女の子は素敵で凄くて輝いているように見える。 そして少しでも自分の方が優れていると感じられる子を見て安心すること。 昔経験した事の古傷がヒリヒリと痛み出す。。 これがやっぱり自分なんだってつきつけられるような。でも悪いことではない。 「そこにあるのはほかでもない自分の人生で、毎朝目覚めるのはじぶんでしかないのだから。」 自分で正しい思うものを自分の世界に作り上げないとうまくたっていられなくなる。特に若い女の子は。 弱さと強さ。自分の世界が保たれていないとその2つがあるものに搾取されてしまう。

Posted by ブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1960年代アメリカの「マンソンファミリー」連続殺人事件がモデルになっているとのこと。 カルト集団の「ランチ」での暮らしぶりや、住宅への侵入、最終的に起こる事件の描写はショッキングで、ゴシップ的興味を惹かれて、怯えながらもどんどんと読み進めてしまった。 何年か前に見て訳わからないと感じた映画「ワンスアポンアタイムインハリウッド」は、同じ集団によって起きた事件を前提に作られていたんだな。それくらい、アメリカでは誰もが知っている事件なんだ。 遠い昔の、外国で起きた事件なのにこんなにもハラハラと没入しながら読み進めていたのは、語り手のイーヴィーの思春期特有の自意識にあまりにも身に覚えがあったから。 イーヴィーは事件の日も途中まで車に同乗していて、意思に反して車から降ろされる。 ランチのコミュニティや事件に半分身を浸している半端な存在。 いつも自分がどう見られているのか気にして、恋に憧れて、誰かに気づいてもらえるのをいつも待っていて、少しの接点で全速力で恋に落ちてしまうこと。人を値踏みして、庇護された立場であることが鬱陶しくてそんな自分がダサくて、なんでもないことのように必死に振る舞ったり、少しでも認められたら喜んで自分を差し出したり。 イーヴィーの感情を、知っていると思った。 ・とにかく準備ばかりして過ごした。雑誌の記事に教わったのは、人生は誰かに気づいてもらうまでの待合室に過ぎないということだった。 ・友情そのものが目的になりうるなんて信じていなかったし、男の子に愛されるかどうかというドラマの背景音くらいにしか考えていなかった ・夏至のパーティーから1週間しか経っていないのに、わたしはすでにランチを再訪し、スザンヌのために少しずつお金を盗むようになっていた。ほんとうはもっと時間をかけてそうなったんだと思いたい。何ヶ月もかけて説得され、ゆっくりと壊れていった、バレンタインみたいに用意周到に口説かれたんだと。だけどわたしはやる気満々のいいカモで、自分を差し出したくてうずうずしていた。 ・わたしが知っているのは傍から見た中途半端な物語で、しかもわたしは罪を犯してもいない逃亡者だった。誰も捜しにこないことを心の半分では願い、もう半分では恐れていた。

Posted by ブクログ

2019/02/03

チャールズ・マンソン事件がモチーフ、タランティーノが監督すると↓書いてあり、けーってな感じ。事件は洗濯後のゴミネットにたまる埃のような扱いでとどめてあり、作者は少女の思春期の危うい世界を描きたかったそう。両親が離婚した裕福な家庭で育った14歳の少女。特に感受性豊かという訳ではなく...

チャールズ・マンソン事件がモチーフ、タランティーノが監督すると↓書いてあり、けーってな感じ。事件は洗濯後のゴミネットにたまる埃のような扱いでとどめてあり、作者は少女の思春期の危うい世界を描きたかったそう。両親が離婚した裕福な家庭で育った14歳の少女。特に感受性豊かという訳ではなくて、至って健康だ。作者の表現する少女の心のゆらめきが、既に書き古されたよくある表現ではなくて、豊かに色鮮やかに等身大にて表現されている。それに自分は舌を巻いたが、そこに共感できない人には、ただのつまらない少女小説かと思います。

Posted by ブクログ

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