商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | プレジデント社 |
| 発売年月日 | 2017/09/27 |
| JAN | 9784833422444 |
- 書籍
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活きる力
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活きる力
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【プロローグ】 私たちは何のために働き、経営し、生きていくのか。 その問いに、どこまでもまっすぐに、そして誠実に向き合ってきた一人の経営者がいる――稲盛和夫氏。 彼の哲学は単なる成功論ではない。魂の在り方、人間の品性、経営の倫理にまで踏み込んだ**「生き方の指針」**である。 この冊子は、そんな稲盛哲学の根幹である「六つの精進」と「経営の12ヶ条」を、現代を生きる私たちの言葉で再構築したものだ。 ⸻ 【第一章】六つの精進 ー 魂を磨くための6つの習慣 ー 人間の本質は「心」にある。 地位や能力ではなく、どれだけ誠実に、真摯に、日々を生きるかで、その人の輝きが決まる。 稲盛氏はそのための実践として、以下の6つの行動原則を挙げた。 ⸻ ① 誰にも負けない努力をする 成功とは、才能ではなく努力の総量で決まる。 地味な仕事を一歩一歩、誰よりも真剣に積み上げる者が、本当の力をつける。 ⸻ ② 謙虚にして驕らず どんなに成果を出しても「おかげさま」の心を忘れない。 謙虚さは人間関係の潤滑油であり、人格を磨く礎となる。 ⸻ ③ 反省のある毎日を送る 「今日、自分は正しく生きられたか?」 この問いを日々自分に投げかけ、軌道修正し続ける人だけが、人格を高めていける。 ⸻ ④ 生かされていることに感謝する 生きているのではなく「生かされている」。 命・環境・人に感謝することで、心は豊かになり、視野も広がる。 ⸻ ⑤ 善行・利他行を積む 誰かのために尽くす行為こそ、人間を成長させる。 見返りを求めない“無私の行動”が、最も深い幸福を生む。 ⸻ ⑥ 感性的な悩みをしない 失敗を悔やんでも過去は戻らない。 反省したらすぐ前を向く。悩むより動く。行動が人生を前に進める唯一の方法。 ⸻ 【第二章】経営の12ヶ条 ー 人間として正しい経営を貫くために ー 経営とは「数字」や「戦略」だけではない。 むしろ問われるのは、「人間として正しいか?」という根源的な姿勢である。 稲盛氏は、この12ヶ条を「経営の羅針盤」として、全ての経営者に遺した。 ⸻ ① 事業の目的、意義を明確にする 会社は何のために存在するのか。自分はなぜ経営をするのか。 「全従業員の物心両面の幸福を追求する」――それが最高の目的となる。 ⸻ ② 具体的な目標を立てる 抽象的な夢ではなく、誰もが理解できる“数値目標”を明示する。 社員全員が同じ方向を見て進むための“旗印”を立てることが大切。 ⸻ ③ 強烈な願望を心に抱く 目標をただ思うのではなく、潜在意識にまで染み込ませる。 「そこまで想い続けられるか」が、実現力を左右する。 ⸻ ④ 誰にも負けない努力をする 才能や環境ではなく、“どれだけやったか”が勝敗を決める。 凡事徹底。誰よりも手を動かし、汗を流した者が本物となる。 ⸻ ⑤ 売上最大・経費最小 利益を目的とせず、価値提供に徹した結果として利益が生まれる。 経営の鉄則は「入るを量って、出ずるを制する」。 ⸻ ⑥ 値決めは経営 価格は商品やサービスの“人格”。 お客様も喜び、自社も生きる「最適点」は必ずある。 その見極めは、トップ自らの仕事である。 ⸻ ⑦ 経営は強い意志で決まる 「私はこうしたい」というぶれない軸が、組織と未来を動かす。 意志こそがリーダーシップの核心。 ⸻ ⑧ 燃える闘魂 妥協・惰性・油断に勝ち続ける覚悟が、経営には必要。 経営とは、情熱を失わない“命がけの仕事”である。 ⸻ ⑨ 勇気をもって事にあたる 卑怯な道を選ばず、困難に正面から立ち向かう。 背中で示し、率先して動く。それが本物のリーダー。 ⸻ ⑩ 常に創造的な仕事をする 昨日のままでは衰退する。 改善と革新を続けることで、企業は生き続ける。 ⸻ ⑪ 思いやりの心で誠実に 商いは人と人との信頼で成り立つ。 相手が笑顔になるかどうかが、経営の本質である。 ⸻ ⑫ 明るく前向きに、素直な心で 明るい心には運が味方する。 学ぶ人には共通して「素直さ」がある。 素直であれば、成長のチャンスは無限にある。 ⸻ 【エピローグ】 経営に悩んだとき、人生に迷ったとき、答えは外ではなく「心」にある。 稲盛和夫の言葉は、その心を磨き、軸をつくるための“原点”を思い出させてくれる。 どれだけの人を幸せにできたか。 どれだけ正しく生きられたか。 最後に残るのは、美しく磨かれた魂だけなのだ。
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熱いな。稲盛和夫さんのような方が近くにいて、鼓舞してくれたら良いが、そうはいかないので定期的に読んで、人生の熱量を高めるためバイブル本。 - 現代社会はぬるい。その前提で自ら厳しい環境を用意して、行動する。『恵まれた日常に訣別し、自ら困難を求める行動が必要』というスタートからは...
熱いな。稲盛和夫さんのような方が近くにいて、鼓舞してくれたら良いが、そうはいかないので定期的に読んで、人生の熱量を高めるためバイブル本。 - 現代社会はぬるい。その前提で自ら厳しい環境を用意して、行動する。『恵まれた日常に訣別し、自ら困難を求める行動が必要』というスタートからはじまる。 - 利他的であれ欲望に打ち勝て、人一倍努力しろ、哲学を持て、など、古風なスタイルだけど、もう今や現代社会において、誰も言ってくれないことで胸が熱くなる。 今日も、明日もがんばって、人生を謳歌したい!!
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普遍的ではあるが、結局根本はそういうことなのだと再認識できる。学生との質疑応答に関する部分が、氏の人柄を思わせ興味深いと共に、わかるわかると頷ける学生の質問の観点も面白かった。
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