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詩人なんて呼ばれて
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詩人なんて呼ばれて

尾崎真理子(著者), 谷川俊太郎

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詩人なんて呼ばれて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/10/01
JAN 9784104018062

詩人なんて呼ばれて

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商品レビュー

4.5

9件のお客様レビュー

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2023/07/22

あらかじめ主義主張があってそれに自分の言いたいことをあてはめていくのではなく、その時その時に浮かび上がる自然に生まれたことを後からつなげていく。それが谷川俊太郎の流儀なのだろうと思った。それはややもするとかなり散漫な足取りとなりうる。無計画にかつ野放図に、書いたものが広がっていく...

あらかじめ主義主張があってそれに自分の言いたいことをあてはめていくのではなく、その時その時に浮かび上がる自然に生まれたことを後からつなげていく。それが谷川俊太郎の流儀なのだろうと思った。それはややもするとかなり散漫な足取りとなりうる。無計画にかつ野放図に、書いたものが広がっていくわけだから……そう考えると尾崎真理子によるこの仕事はそんなバラエティに富んだ谷川俊太郎をポータブルな1冊の本に仕上げたということで、実に「敏腕」というか「辣腕」が発揮されたグッジョブということになる。この詩人を知りたい人に薦めたい

Posted by ブクログ

2022/03/21

 インタビュアーの尾崎真理子さんは読売新聞の文化部の記者だった方のようですが、大江健三郎とか瀬戸内寂聴とかのインタビューもあって、相手が相手だけに、大変だろうと思うのですが、それぞれツッコミどころがいいというのでしょうか、読んでいてイライラしませんね。  本書は詩人、谷川俊太郎に...

 インタビュアーの尾崎真理子さんは読売新聞の文化部の記者だった方のようですが、大江健三郎とか瀬戸内寂聴とかのインタビューもあって、相手が相手だけに、大変だろうと思うのですが、それぞれツッコミどころがいいというのでしょうか、読んでいてイライラしませんね。  本書は詩人、谷川俊太郎に対するインタビューで、初期から現在に至るまでの、詩人の回想を自然に聞き出しています。読みすすめながら、谷川俊太郎の「詩」の、流行り言葉でいえばアーカイブを自然と辿り直す構成です。  その上というか、その結果というか、添えられている詩を再読しながら、その当時の詩集まで手にとり直させてくれるという、思はぬ谷川俊太郎総復習の、机のまわりがとっ散らかってしまう、本人は楽しくて同居人には叱られてしまう読書でした。  ブログにも感想書きました。覗いてみてください。   https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202108270000/

Posted by ブクログ

2020/06/16

小さい頃から知っていたが、よく知らない人ということで、雑誌か何かのおすすめで知り、読んでみた。 谷川俊太郎は有名だけれども、何もわかっていなかったし、アバンギャルドだけれども、筋が通っている話だった。個人的に意外なことが多く、厚めの本だったが早めに読んでしまった。 同じような...

小さい頃から知っていたが、よく知らない人ということで、雑誌か何かのおすすめで知り、読んでみた。 谷川俊太郎は有名だけれども、何もわかっていなかったし、アバンギャルドだけれども、筋が通っている話だった。個人的に意外なことが多く、厚めの本だったが早めに読んでしまった。 同じような人にはいいかもしれない。

Posted by ブクログ

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