商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2017/11/01 |
| JAN | 9784041061718 |
- 書籍
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西郷どん! 並製版(中)
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西郷どん! 並製版(中)
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
ドラマの中盤である。 西郷隆盛が島流しになり、心境が変化し、そして、活躍の場に至るまでがストーリーの流れとなっている。 明治維新独特の政治事情の目まぐるしい変化のようなものが、かなり省かれているので、読みやすかったと言える。 中でも、隆盛と愛加那(アイカナ)のラブロマンスがメイン...
ドラマの中盤である。 西郷隆盛が島流しになり、心境が変化し、そして、活躍の場に至るまでがストーリーの流れとなっている。 明治維新独特の政治事情の目まぐるしい変化のようなものが、かなり省かれているので、読みやすかったと言える。 中でも、隆盛と愛加那(アイカナ)のラブロマンスがメインページとなる。 ただそうは言っても、明治維新に至るまでの政治事情について、読者に知ってもらわなければ話は全く進まない。 その部分をニ度目の島流しになった85ページから92ページにまで渡る西郷隆盛の長いセリフとして、政治事情が表現されている。 何もわからない愛加那に対して説明するという形を取り、一気に進められているのは とても上手な表現だと思う。 島流しの間、彼自身の時間が全く止まっており、それが一気に進んだ感覚も読者が同じように味わうことができるという表現をしているのだ。 もちろん、もっと詳しく知りたい人には物足りない表現であるかもしれない。 しかし私のように、司馬遼太郎縛の歴史的名著『跳ぶが如く』で、学生時代に挫折した者には「これを先に読んでおけば、随分と印象が変わっていただろうなぁ」というような後悔を持たせるほど、分かりやすく表現してあった。 そして、生麦事件、蛤御門の変、祇園のお虎、勝海舟との出会いなど、有名なエピソードが出てくる。 藤田東湖の息子の率いる天狗党の理不尽な斬首によって締めくくられる。 「彼らは武士の扱いをまるで受けず、50人ずつ鰊蔵に入れられ、ろくに水も食料も与えられなかった。まるで家畜のように糞尿にまみれた彼らは、半月後そこから出され、次々と首を蹴られたのである。」 このように表現することによって、身分の違いにより、圧倒的抑圧を与えてくる幕府への憤怒を読者と共に持ち合わせ、倒幕の気持ちを高め下巻へと向かう。 とても楽しみな展開である。 さて、あまり触れられないことではあるが、書籍そのものの「厚さ」である。 このパターンの小説になると、だいたいが上下巻という形になって分厚い本になりがちである。 色々な場所に持ち歩き、色々な場所で、細切れに読む私にとっては、分厚いというだけで、重くなり、読みにくくなってしまう。 しかし、三分割していただいたことで、非常に読みやすいスタイルとなっている。 これにも好感が持てるので、星5ということにした。
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NHK大河ドラマで正に展開中の場面であり、意識せざるを得ない。愛加那には二階堂ふみの顔が浮かんでしまう。著者の西郷解釈があちこちに出てきて、月照との同性愛的な心中場面などは、TVでは取り上げづらかっただろう。奄美から徳之島、沖永良部島へ。徳之島の5日間、そこを愛加那が2人の子供を...
NHK大河ドラマで正に展開中の場面であり、意識せざるを得ない。愛加那には二階堂ふみの顔が浮かんでしまう。著者の西郷解釈があちこちに出てきて、月照との同性愛的な心中場面などは、TVでは取り上げづらかっただろう。奄美から徳之島、沖永良部島へ。徳之島の5日間、そこを愛加那が2人の子供を連れて訪問するところは劇的。流された後の活躍場面までの期間の短さが驚き。ここまで急な出世だったのだ!確かに現実にも短かったのだろうが、そのあたりの描写が欠けているのが残念。しかし断片的には数々の逸話が楽しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ソフトカバー版の中巻。 8章~14章で、西郷が二度の島流しに会い、流刑先で愛加那と結婚し子宝にも恵まれ、西郷の人生観んが変わっていく。今までタブーとしていた「生きたい」という気持ちが芽生え、人間性も一回りも二回りも成長する。 本土に戻った西郷は、文久、元治、慶應年間の複雑な政局の中で縦横無尽に周旋していくことになる。
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