商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 三起商行 |
| 発売年月日 | 2017/10/01 |
| JAN | 9784895881371 |
- 書籍
- 児童書
貝の火
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貝の火
¥1,980
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
正直とても難解な作品だと思った。 良い行いをしても身の程以上の物を得ると慢心し、身を滅ぼしてしまう。 だけどあまりにも代償が大き過ぎるし、慢心している最中には貝の火は変わらず美しく輝いていたのだ。 慢心をした瞬間ではなく、狐が捕まえた鳥達を助けなかった時に光が曇り出したのだろうか。 鳥とは何のメタファーなのか。 獣とはまた違う存在だということを描きたかったのか。 ラスト付近のふくろうの「たった六日だったな。ホッホ」とあざ笑う台詞からも分かるように、更に崇高な存在として兎の上に立っていることが分かる。 貝の火とは、ちっぽけな人々を嘲笑う存在で、気紛れに贈り物として授けられ、それによって気が大きくなる人々を揶揄う存在なのかもしれない。 因果応報というにはあまりにも度が過ぎる。 人間(この場合は兎だが)よりも高尚な存在の気紛れのようなものなのかもしれない。 その美しさ込みで。 貝の火=オパールだそうだが、オパールの石言葉には『純真無垢』というものがあるそうだ。 美しさに魅せられた者は、純粋無垢ではいられないのだろう。
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名声や力があっても驕り高ぶってはいけない これくらいなら。まだ大丈夫。 と思う気持ちが後悔につながる 痛い目を見ないとわからない でも経験は糧となる 常に謙虚な気持ちでどんな人にも優しくあるべき ただそれは難しいことだと伝えたかったのだろうと思った
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