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重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち ハヤカワ文庫NF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2017/09/22 |
| JAN | 9784150505097 |
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重力波は歌う
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
別の小説と並行して読んでいたので、遅くなりました。 時の流れに惑わされることなく、光の速度で届く深淵の震え。その微弱な震撼を観測することで、重力の正体に迫ろうとする人々がいる。 地球から遠く遠く離れた2つのブラックホール連星の衝突。その衝突の際に失ったエネルギーこそ、重力であ...
別の小説と並行して読んでいたので、遅くなりました。 時の流れに惑わされることなく、光の速度で届く深淵の震え。その微弱な震撼を観測することで、重力の正体に迫ろうとする人々がいる。 地球から遠く遠く離れた2つのブラックホール連星の衝突。その衝突の際に失ったエネルギーこそ、重力であると予想した。「エネルギーは物質に何かしらの影響を必ず及ぼす」という前提により、重力というものを『空間の歪み』と仮定した。その歪みは光の速度で一瞬にして伝わり、ひたすらに他の星を拘束する。無限遠に終わることなく重力は影響するので、地球に重力の奔流「重力波」が届くはずである。 第二次世界大戦末期。マンハッタン計画によって予算を奪われ、一時は頓挫した重力波観測所。90年代に入り、各国の重力波の研究者たちがアメリカに集合した。そうして完成したのがLIGO(ライゴ)だった。地中深く、外部には道路もなく、観測機の上を歩くことは絶対禁止にされた、世界で最も振動を疎んだ研究所に、宇宙で最も静観な激震が届く。 重力波の観測。 これによって、重力の正体とはエネルギーであり、その正体は「空間の歪み」であることが確定した。一つの予想によって、現象の特定に成功したのである。まさに快挙だった。 しかし、この研究は、数多くの科学者の碑の上に成り立っている。中には研究のさなかに仲違いした者たちもいた。自ら命を絶った者もいた。そうした骸で積み重なった研究により、一般相対性理論の正しさこ証明と、誤りの是正を行うことができた。 人類が重力というものを制御できたら、操作できたら、さまざまな夢を叶えることができる。 移動手段だって、筋トレだってお茶の子さいさい。重量税もゼロにできる。それだけじゃない。人類の身体能力や生活習慣だって変えることができる。見える世界が劇的に変わるだろう。 けれど、それもまだまだ始まったばかり。夢を叶えるために、科学者や理論物理学者たちは、今日も奔走しています。
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当時、浪人生だった自分は、受験に向かう電車の中で、重力波の検出に関するニュースを読んだ。 その時、マイケルソン干渉系の問題が今年の入試には絶対出るんじゃないかと思っていたが、案の定、複数の大学で、出題されたことをよく覚えている。 自分は、タイムトラベルについて、自分が生きている...
当時、浪人生だった自分は、受験に向かう電車の中で、重力波の検出に関するニュースを読んだ。 その時、マイケルソン干渉系の問題が今年の入試には絶対出るんじゃないかと思っていたが、案の定、複数の大学で、出題されたことをよく覚えている。 自分は、タイムトラベルについて、自分が生きているうちに可能なのか、もし実現したらどうなってしまうのかと、強い関心を昔から抱いていた。 ウラシマ効果という重力の強さによって時間の流れが変わるというもの、それと重力波、重力エネルギーというものを用いれば、タイムトラベルが可能なのか?とか色々考えていたので、この重力波というワードは非常に気になる言葉であった この本を手に取ったきっかけはそんな感じだ。 いざ読んでみると、重力波に関する理論的な知識などの内容は一切なく、シンプルに、重力波検出までの歴史を紐解いたドキュメンタリーだった。 これはこれで非常におもしろかった。 衝撃だったのが、自分の大好きな映画「インターステラー」の脚本に関わる物理学者が、キップソーンだったことだ! 思わぬところで、自分の興味がつながり、驚いた。 研究者の実態を、この本を通して初めてみることができた。理論物理学者の、未知の法則を解明しようとする、飽くなき知的好奇心には、強く尊敬の念を抱かずにはいられない。
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自分を信じて研究し続ける厳しさとか、研究者の世界も政治が必要なんだなとか、人間関係のドロドロとか。重力波の発見についてよりは、それを研究する人たちのドロドロエピソードがメインでした。 重力波は歌う、っていいタイトルと思いました。 「私たちはブラックホールが衝突する音を聞いた。」
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