商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 英治出版 |
| 発売年月日 | 2017/09/01 |
| JAN | 9784862762467 |
- 書籍
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私たちは子どもに何ができるのか
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私たちは子どもに何ができるのか
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非認知能力の大切さとそれを奪うもの 近年教育分野では非認知能力の育成に高い関心が集まっている。子供がより良い人生を歩む上でこれまで重視されてきたIQや学力よりも影響が大きいことが明らかになりつつあるから。 非認知能力とは、一つのことに粘り強く取り組む力、内発的に物事に取り組もうと...
非認知能力の大切さとそれを奪うもの 近年教育分野では非認知能力の育成に高い関心が集まっている。子供がより良い人生を歩む上でこれまで重視されてきたIQや学力よりも影響が大きいことが明らかになりつつあるから。 非認知能力とは、一つのことに粘り強く取り組む力、内発的に物事に取り組もうとする意欲好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実さなどを指す。 性格の強み、ソフトスキル、非認知スキル 粘り強さ、誠実さ、自制心、楽観主義 困難を乗り越え成功するために必要な力 エビデンスとして、過酷な不安定な環境が成長過程にある乳幼児の脳や体に思考や感情を制御する能力の発達を損なうという生物学的な変化をもたらす。これが損なわれると情報を処理したり感情を制御したりすることが困難になる。 では非認知能力を高める、教えるにはどうすればいいのか?普通にものを教えるのとは方法論が違う。 非認知能力は子供を取り巻く環境の産物である ほんとうの障害は親自身がイライラしていたり睡眠不足や鬱気味の状態であったりして泣き叫ぶ子供、汚れたおむつをしてろくに昼間もしてくれない子供を相手にする気になれないこと。アタッチメントに焦点を当てた家庭訪問の成功例を見ると子育ての頻度だけでなく、心理面感情面の支援が提供されている。訪問者が教会に励ましを通して子供との関係について気を楽にさせ、親としてこれで良いのだと言う安心感を持たせている。 FINDでは訪問中の親子のやり取りを全て30分録画し編集し、子どもにとってプラスに働いた三つの場面だけ残す。次の家庭訪問の時に再生し、なぜそのやりとりが大切で子供にとってプラスになるのかを親と話し合う。「子供の不安やストレスを引き起こす親の行動を減らし、アタッチメントの構築や自己調整のできる子供を育てるためのツール」 FINDの根幹にあるのは「たとえ逆境そのものの家庭環境でも、子供のためになるやりとりは起こっている。そうした家庭の親にうまくできないことばかりを意識させるよりも、たった一つのプラスの瞬間に照準を合わせる。その瞬間をスロー再生し、目を向けてなもらう。親に伝えたいのは“新しいことを覚える必要はなく、あなたがすでにしていることを見ればいい”ということ。そういう瞬間をもっと増やせば、子供は変わる。 学習のための積木 ごく幼い時期に過度のストレスの緩衝材となってくれる人間関係のない環境で育った子供は、多くの場合集中力や作業記憶、認識の柔軟性が育っていない。レジリエンス、好奇心、学業への粘りという高度の非認知能力は自己認識能力や人間関係を作る能力など土台の実行機能の発達がないと身につけるのが難しい。安心したアタッチメントやストレスを管理する能力、自制心という基幹の上に成り立つ。 研究により徐々にわかってきた事は、教育における賞罰の効果には限界があり、特に神経や精神の発達が強いストレスの影響受けてきた若者には、直接的な賞罰システムでは効果がない。インセンティブは効果なし。 大事なのは温かい、正面から向き合ったやりとり。そうしたアプローチはどんなふうに実行されようと、子供たちに深い何よりも大事なメッセージを伝える貴族意識、安全、安定についてのメッセージ、世界の中での自分の居場所についてのメッセージ。乳幼児の脳の中では、シナプスの形成、樹状突起の剪定、DNAのメチル化などの神経化学反応としてはっきりとした形を取る。これら全てがこの先の学校での成功に貢献する。自分たちの成功を信じてくれる大人、思いやりと敬意を込めて関心を向けてくれる大人から正しいメッセージを受け取れば、難しい作業にも、粘り強く取り組み、小さな挫折や不満からも立ち直れるようになる。これは親でなくとも教師でも良い。 内的動機づけ 自律性、有能感、関係性 非認知能力と一緒だね で、どうしたらいいの?に対する答えは最後にあったけど、答えになってなーい!!! ①政策を変える必要がある ②行動を変える必要がある ③考え方を変える必要がある まずはもっとうまくできるはずだと認識すること いやいや、長すぎるスパン…
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おもしろかった。 気になった言葉 非認知能力は子どもをとりまく環境の産物である 一番の環境要因は、子供達が経験する人間関係なのだ 四つの信念①私はこの学校に所属している ②私の能力は努力によって伸びる ③私はこれを成功させることができる ④この勉強は私にとって価値がある 今の日...
おもしろかった。 気になった言葉 非認知能力は子どもをとりまく環境の産物である 一番の環境要因は、子供達が経験する人間関係なのだ 四つの信念①私はこの学校に所属している ②私の能力は努力によって伸びる ③私はこれを成功させることができる ④この勉強は私にとって価値がある 今の日本の教室でどれくらいの教師がこの4つを子どもと共有できているのだろうか これからの教育を考えるヒントがたくさんあると思う
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『私たちは子どもに何ができるのか』を通して、子どもの発達は本人の努力以前に「環境」、とりわけ家族の関わりが決定的に重要であると学んだ。ストレスや親の反応欠如は、ネグレクトに至らなくとも深刻な影響を及ぼす。一方で、声かけや微笑み、温かい対話といった些細な配慮が、非認知スキルや自制心...
『私たちは子どもに何ができるのか』を通して、子どもの発達は本人の努力以前に「環境」、とりわけ家族の関わりが決定的に重要であると学んだ。ストレスや親の反応欠如は、ネグレクトに至らなくとも深刻な影響を及ぼす。一方で、声かけや微笑み、温かい対話といった些細な配慮が、非認知スキルや自制心の土台を育てる。問題行動は子どもの資質ではなく、大人側の余裕や状態が反映された結果であることも印象的だった。管理や強制、インセンティブに頼らず、失敗を学びの機会として受け止め、試行錯誤の過程を支える姿勢こそが、子どもの内的動機づけと健全な自己形成につながると感じた。
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