商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2017/09/08 |
JAN | 9784091896230 |
- コミック
- 小学館
血の轍(第1集)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
血の轍(第1集)
¥770
在庫あり
商品レビュー
4
23件のお客様レビュー
もやがかったような絵の表現がすごかった。主人公の妄想と現実の境が分からなくなっていく表現描写に恐れつつ、じっとりした綺麗さもあった。あと、やっぱり押見修造の描く少年少女は可愛い。笑った時目が三日月形になるのがすごく好み。 最初は行きすぎた母性に対するグロさみたいなものと思ってい...
もやがかったような絵の表現がすごかった。主人公の妄想と現実の境が分からなくなっていく表現描写に恐れつつ、じっとりした綺麗さもあった。あと、やっぱり押見修造の描く少年少女は可愛い。笑った時目が三日月形になるのがすごく好み。 最初は行きすぎた母性に対するグロさみたいなものと思っていたらだんだんと抉られていく。母親ではなく、得体の知れない化物として作中の母親を見ていた。 吹石さんじゃなくてママを選んだと訴えた直後、気持ち悪いと突き放されるのほんとにえぐかった。 最後の一言で、あぁ、本当にちゃんと静一は解放されたんだと思い、鳥肌がたった。
Posted by
面白い...表現力凄すぎ。 毒親なんだけど、一言ではくくれない... 愛と憎悪と人間の深層心理の訳わからなさに翻弄された。 何が人を作るんだろう。 読む手が止まらなかった。
Posted by
押見修造 作品 凄いものを読んでしまった。 思春期の少年の私小説的で叙情的な苦しい物語。 見ている私も登場人物もその罪に縛られ 思考停止させられてしまったのか。 ページをめくる手が止められなかった。 希望や絶望で記憶をすり替えても、 記憶にモヤをかけても 人は生まれ変わる事も、...
押見修造 作品 凄いものを読んでしまった。 思春期の少年の私小説的で叙情的な苦しい物語。 見ている私も登場人物もその罪に縛られ 思考停止させられてしまったのか。 ページをめくる手が止められなかった。 希望や絶望で記憶をすり替えても、 記憶にモヤをかけても 人は生まれ変わる事も、 人生を巻き戻すことも出来るはずもなく。 終わらせ方にフォーカスして 収束して ボヤッと消えて行ってしまう。 一人称視点で語られる内容に ついつい自分を重ね合わせてしまった。
Posted by