商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2017/08/01 |
JAN | 9784861826504 |
- 書籍
- 書籍
夢と幽霊の書
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
夢と幽霊の書
¥2,640
在庫あり
商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
一体私は何をよまされているのか? 120年前の幽霊譚を集めた奇書。 コナンドイルもルイスキャロルも、そして夏目漱石も読んだであろうそんな空気感が伝わってくる、それだけで価値がある本。不思議な話は古今東西、みんなを夢中にさせる。
Posted by
アンドリュー・ラングが収集した怪異譚、夢の話を集めたもの。言うなれば英国版『耳袋』だろうか。 如何にも夢や幻覚らしい脈絡の無いものから、割ときちんとオチがついている、今で言う『実話怪談』に近いものまでがテーマ別に収録されている。『物語』という観点で見ると首を傾げてしまう出来のもの...
アンドリュー・ラングが収集した怪異譚、夢の話を集めたもの。言うなれば英国版『耳袋』だろうか。 如何にも夢や幻覚らしい脈絡の無いものから、割ときちんとオチがついている、今で言う『実話怪談』に近いものまでがテーマ別に収録されている。『物語』という観点で見ると首を傾げてしまう出来のものが案外怖かったり、妙なリアリティがあったりするのが面白い。 因みに本書はこれまで邦訳が無かったそうで、それもちょっと吃驚した。吉田篤弘による巻末エッセイによると、一度は邦訳が試みられたことがあるようだが、関東大震災の影響で頓挫したっきりになっていたのだとか。本邦への紹介は夏目漱石が発端というから、よくもまぁ、120年も埋もれたままになっていたなぁ……。
Posted by