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夜空に泳ぐチョコレートグラミー

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/08/21 |
JAN | 9784103510819 |
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夜空に泳ぐチョコレートグラミー
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商品レビュー
4.1
126件のお客様レビュー
著者…。好きやな…わたし…。 (せやろな) あと、著者は海または魚をテーマにすることが多いけど、それはこちら方面の知識が豊富やから? それとも、息苦しさを覚えつつ過ごした経験があらはるから? わからんが、この本もものすごいいきおいで読んだ。 家庭環境が(一般論から比べると...
著者…。好きやな…わたし…。 (せやろな) あと、著者は海または魚をテーマにすることが多いけど、それはこちら方面の知識が豊富やから? それとも、息苦しさを覚えつつ過ごした経験があらはるから? わからんが、この本もものすごいいきおいで読んだ。 家庭環境が(一般論から比べると)いびつな登場人物が多い気がするので、わたしがささるのはそのあたりもあるのかもしれん。 連作短編のように、章ごとに少しずつつながりがあるけど、だからってそのつながりが必然でもないあたりに、海、て感じもするね。 同じ世界にいるけれど、交わることはない、交わらなくても確かに同じ世界にいるというこの感覚。距離感? これこそが著者のもとめる「ぎりぎり息苦しくない範囲」なのかなあ。 どの話も面白くて、ぐっときて、でも、最終章の「海になる」が、もう…。 タイトルも絶妙やし、最後のエンディングも最高やし、もうほんまに「海」やねんな。 荒ぶることもあったけど、最後は全部をあたたかく包み込んでくれる…帰る場所的な…ああもう…何だ…(笑。語彙力)。 読み終えるとタイトルに唸る。 でも、「海になる」を読んでて気づいた。わたしもどちらかというと、死なない人なのかもしれないと思ったし、それもいいんだと思った。 それでも、つらいなって思っていいんやなと思った。 しんどいです、と、口に出すことにも資格がいる、と、思っている人は、わたしだけではないやろう。
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小さな世界の中でのオムニバス。弱さからの脱却。自己の気付きと発見。同じところにずっと住み続けていたら、息苦しくなる。怖くて出られない。色んな感性の物語。
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5編の絡まり具合がすごい。どれも暴力や屈辱に溢れていて気が重いが、一気読みだった。そして1行目の切り口と文の終わり方が良くて、それを書き留めておきたいと思った。 同郷の作家。 でも北九州ってそんなに修羅だったり破茶滅茶だったりはしないんですよ。
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