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街の公共サインを点検する 外国人にはどう見えるか
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街の公共サインを点検する 外国人にはどう見えるか

本田弘之(著者), 岩田一成(著者), 倉林秀男(著者)

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街の公共サインを点検する 外国人にはどう見えるか

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大修館書店
発売年月日 2017/07/01
JAN 9784469213652

街の公共サインを点検する

¥1,980

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2024/02/11

外国人向けの英語関係のサインを中心に、日本の街の看板やサインの問題点を指摘する。 日本の固有名詞の翻訳の仕方やピクトグラムの使い方など、非常に深く考察されていて勉強になった。利用者への聞き取りを行ったり、国などがきちんと表示形式を統一することが急務だろう。

Posted by ブクログ

2022/09/19

2022.9.18市立図書館 言語学の専門家の立場で、外国人(非日本語母語話者)にどう見えるかという視点から、街で見かけるさまざまなサイン(案内、指示、手順書などのピクトグラムや言葉・翻訳)を点検しながら、誤解なく過不足なくより多くの人によく伝わる方法を考える本。 非日本語母語話...

2022.9.18市立図書館 言語学の専門家の立場で、外国人(非日本語母語話者)にどう見えるかという視点から、街で見かけるさまざまなサイン(案内、指示、手順書などのピクトグラムや言葉・翻訳)を点検しながら、誤解なく過不足なくより多くの人によく伝わる方法を考える本。 非日本語母語話者とひとくくりにいっても、日本語を学びながら暮らしている人とわかるのは口頭の挨拶程度の短期訪問者ではニーズも違うが、多言語対応が進む欧州のケースと比較対照しながら、国際語としての英語を過大評価しすぎずになるべくピクトグラムを活用すること、次善の方法として「やさしい日本語」や「シンプルイングリッシュ」を活用し、ノイズや冗長さを減らすことを主に提案している。 サインの大きさ、目立ちやすさという要素にとどまらず、「たとえば「トイレは通路の奥まったところにある」という構造が日本では普通でも海外ではそうでもないというような、サインそのもの以外の「無意識の当たり前」を意識することも大事なのだと気付かされた。タッチパネル式の券売機やトイレの非常ボタンの位置など、失敗や間違いが生じやすいものはアルゴリズムや配置の改良が必要だというのも、もっと作る側が自覚したほうがよさそう。 公共デザインに携わる人、役所などで働く人なら一通りは知っておいたほうがいいと思うし、公共のサイン以外のあらゆる場面で参考になる話は多い。作る側だけでなく、ふだん見る側利用する側からのフィードバックがあればどんどん洗練されていくと思うので、こういう視点で街を観察できる人が増えるといいかもしれない(刊行から5年経って、実際に進化・改善している部分もけっこうある)。 日英語のバイリンガルや標準モデル(日英中韓の4言語表示)よりピクトグラムやひらがなのほうが在住外国人にも観光客にも親切ではないかという提言は、信頼できそうなデータに基づいているものだが、これからの言語政策を考えるためにも、国勢調査などに(国籍に関わらず)母語(第一言語)と理解言語を問う項目をもりこんでもいいのではないかと思う。

Posted by ブクログ

2021/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イメージと違った。 アイコンが多数あり、それを比較するものだと 思っていた。 考察が多い。説明文が多く、イメージに時間を要する。

Posted by ブクログ

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