商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/07/28 |
JAN | 9784163906843 |
- 書籍
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弥栄の烏
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弥栄の烏
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商品レビュー
3.7
118件のお客様レビュー
圧倒的表現力と細かな描写 「玉依姫」の裏側で一体八咫烏に何があったのか とも言える始まりかた。 奈月彦の記憶の行方と山神の本当の過去。 そして親友・茂丸を失って壊れていく雪哉。 雪哉の壊れ方がある意味凶器にもなるのがすごい… あと真すほの薄(漢字合ってるかわからないからひらが...
圧倒的表現力と細かな描写 「玉依姫」の裏側で一体八咫烏に何があったのか とも言える始まりかた。 奈月彦の記憶の行方と山神の本当の過去。 そして親友・茂丸を失って壊れていく雪哉。 雪哉の壊れ方がある意味凶器にもなるのがすごい… あと真すほの薄(漢字合ってるかわからないからひらがな混じり)様のだいぶご成長された様子が強かったなあ。 ちなみに過去の記憶があやふやで図書館で借りて、大筋分かってても面白かったです。
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「開門」 平穏な日は壊れ。 同胞が喰われてる事実を目の当たりにしたからこその提案であり、見てない者には戯言に聞こえたのだろうな。 「断罪」 黒焦げの死体は。 敵である猿が好意にしている相手だからこそ、真意が分からない憶測が飛び回ったりして混乱しているのだろ。 「治癒」 変わっ...
「開門」 平穏な日は壊れ。 同胞が喰われてる事実を目の当たりにしたからこその提案であり、見てない者には戯言に聞こえたのだろうな。 「断罪」 黒焦げの死体は。 敵である猿が好意にしている相手だからこそ、真意が分からない憶測が飛び回ったりして混乱しているのだろ。 「治癒」 変わった山神に。 治りもしなければ死に至るわけでもない、常に苦痛を伴う状況を見続けていれば完治した姿なんて奇跡だろう。 「逃走」 化物退治の次は。 大切な人と少しの間でも一緒に過ごす事ができたからこそ、最期に醜い抵抗もせず大人しく受け入れたのだろ。 「完遂」 襲ってきた猿を。 犠牲は出てしまうだろうが、相手の出方が全く読めないのであれば自分たちから誘い出すしか方法はないだろ。
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あんなに強敵と思っていた猿たちは己の存在意義を誇り高く維持し続け、衰退して行った。それに対し烏は過去を無かった物として、自分たちの世界のみを大事にし続けた事で、やがて衰亡を迎えようとしている。結局自業自得だったという結論なのだろうか?このあとも時代を進めて巻を重ねているようだが、...
あんなに強敵と思っていた猿たちは己の存在意義を誇り高く維持し続け、衰退して行った。それに対し烏は過去を無かった物として、自分たちの世界のみを大事にし続けた事で、やがて衰亡を迎えようとしている。結局自業自得だったという結論なのだろうか?このあとも時代を進めて巻を重ねているようだが、モヤモヤとしているし、もういいかなと思う。
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