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昨日までの世界(下) 文明の源流と人類の未来 日経ビジネス人文庫
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昨日までの世界(下) 文明の源流と人類の未来 日経ビジネス人文庫

ジャレド・ダイアモンド(著者), 倉骨彰(訳者)

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昨日までの世界(下) 文明の源流と人類の未来 日経ビジネス人文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2017/08/02
JAN 9784532198299

昨日までの世界(下)

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商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/01/09

脳科学関連の本(運動脳、食欲人…などなど)が最近ブームになったり、宗教についての解説(非常に初歩的だが…)が盛んにニュースなどで取り上げられたりするが、それらの叡智が全て詰まっている。 ページ数の割に内容が薄っぺらい本が多い中で、本書は様々なコンテンツが凝縮された、非常に読み応え...

脳科学関連の本(運動脳、食欲人…などなど)が最近ブームになったり、宗教についての解説(非常に初歩的だが…)が盛んにニュースなどで取り上げられたりするが、それらの叡智が全て詰まっている。 ページ数の割に内容が薄っぺらい本が多い中で、本書は様々なコンテンツが凝縮された、非常に読み応えのある本になっている。 著者の書いた順番としては 『銃・病原菌・鉄』→『文明崩壊』→本書 らしいが、文明崩壊よりも前に読んでしまった…順番変えた方が良かったか? 少なくとも、『銃・病原菌・鉄』は事前に読んでおいた方が理解が深まるし、著者のアプローチについても慣れておけると思う。

Posted by ブクログ

2020/12/02

宗教が発生した理由の一つが、因果を説明するためというのはかなり理解しやすかった。人には因果関係を理解したい欲求があるのと同じくらい、因果関係を説明したがる欲求もあるように思う。今もデマやオカルトがなくならないのはそのためだろう。 マルチリンガルが脳の健康維持に良いかどうかは、そ...

宗教が発生した理由の一つが、因果を説明するためというのはかなり理解しやすかった。人には因果関係を理解したい欲求があるのと同じくらい、因果関係を説明したがる欲求もあるように思う。今もデマやオカルトがなくならないのはそのためだろう。 マルチリンガルが脳の健康維持に良いかどうかは、そういう結論でいいのかちょっと分からなかったが、これから勉強する外国語に何を選ぶかの考え方は少し影響を受けた。これまでは話者数が多いという理由で北京語が有利だろうと安易に考えていたが、他の価値観もあることがわかった。 高血圧と糖尿病については、人類が将来再び深刻な飢餓を経験する可能性を考えると、因子となる遺伝子が淘汰されてしまうのは人類にとって失敗になるのではという不安を感じた。 上下巻通して、やはり著者のニューギニアでのエピソードがとても魅力的で楽しい。かなり危険を冒して調査に出向いていて、地面に刺さった枝のことを気にしながらも結局鳥の調査を継続していたくだりはちょっと面白かった。(本当に建設的なパラノイアを実践するなら帰った方がよかったのでは…)

Posted by ブクログ

2019/02/27

作者が人生をかけたフィールドワークを通じて、伝統的社会との比較をしながら、自分達が暮らす現代社会のこれからの有り様や問題解決のヒント等を見出そうとする内容。 上巻レビューでも述べたが、「銃•病原菌•鉄」とは全く違う内容。 作者の年齢も合間ってか、「銃~」や「文明崩壊」等のの...

作者が人生をかけたフィールドワークを通じて、伝統的社会との比較をしながら、自分達が暮らす現代社会のこれからの有り様や問題解決のヒント等を見出そうとする内容。 上巻レビューでも述べたが、「銃•病原菌•鉄」とは全く違う内容。 作者の年齢も合間ってか、「銃~」や「文明崩壊」等のの研究を通じて作者が感じた事、見えたことなんかを集大成として描いている。事実(歴史)の追求の面白さから、内容は哲学的な色合いが強い。 残念なのは少し内容がくどく感じる点かな。トピックス毎の考察が丁寧過ぎるのか、少し長くなりすぎているために途中で飽きてしまう。 というのも、作者の頭脳のスーパーっぷりは上述の二作に輪をかけてレベルが上がっている。元々は鳥類学者らしいけど、広過ぎる見識(ここまで幅広いと感じた人はいない)からか一つ一つの考察が多岐に渡り過ぎて、常人は着いて行くのがやっと。。。 ここら辺は、もう少しあっさり書いて頂いてもよろしかったのでは、と思う。 ただ、作者が言いたいことを一番詰まっている事は、読んでいてもひしひしと伝わってくる。多分、作者はもうこれほどの長編を書くつもりはない様な気がする。 そういう観点で見ると、「銃~」から始まった旅が終わった様な気がして、胸が熱くなります。

Posted by ブクログ

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