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観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い 中公新書2443
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2017/07/19 |
| JAN | 9784121024435 |
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観応の擾乱
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観応の擾乱
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商品レビュー
4.1
48件のお客様レビュー
尊氏と直義。 できる限り争いたくはなかった二人。 そんな彼ら兄弟が、政治闘争の中で自分を守るために争わざるを得なくなる。 室町時代初め、鎌倉を滅ぼした足利兄弟の物語がこんなに悲哀に満ちていたなんて。 そして高師直、足利直冬。 彼らとの人間関係が、この時代を動かすトリガーとなる。...
尊氏と直義。 できる限り争いたくはなかった二人。 そんな彼ら兄弟が、政治闘争の中で自分を守るために争わざるを得なくなる。 室町時代初め、鎌倉を滅ぼした足利兄弟の物語がこんなに悲哀に満ちていたなんて。 そして高師直、足利直冬。 彼らとの人間関係が、この時代を動かすトリガーとなる。 江戸時代と違い、武士たちはあまり忠義の下に動いていない。 彼らを動かす動機は、土地(褒美)がもらえるかどうか!! どちらにつけば勝ちやすいか、土地がもらえるのか。 故に敵と味方がコロコロ入れ替わり、裏切りなんて当たり前の時代。 そんな時代を生き抜き、一時代を築いた尊氏はすごい! 足利尊氏の行動から、その心境の変化を読み取る。 結局彼がどういう人だったのか、最後まで不思議さの残る人物だけれど、少しその輪郭が見えたようにも思う。 とてもきれいにまとめられた良書だった。
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NHK大河ドラマ「太平記」で描かれていた、ひっちゃかめっちゃかな観応の擾乱期間を、丁寧に解説した本。結局は足利尊氏の「気概」が混乱の原因でもあり、収束の原因でもなかったか、と思わせるもの。いずれにしろ、大河ドラマで描かれていた世相の背景をなんとなく掴むことができた。 ただ、個人的...
NHK大河ドラマ「太平記」で描かれていた、ひっちゃかめっちゃかな観応の擾乱期間を、丁寧に解説した本。結局は足利尊氏の「気概」が混乱の原因でもあり、収束の原因でもなかったか、と思わせるもの。いずれにしろ、大河ドラマで描かれていた世相の背景をなんとなく掴むことができた。 ただ、個人的にはこの手の歴史書には馴染みが薄いため、なかなか理解、整理に及ばなかった。再読したいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・後期の建武政権は初期の室町幕府の体制と酷似。後醍醐=尊氏の恩賞充行(創造)、雑訴決断所=直義の所領安堵・庶務沙汰(保全)。 ・1335年:中先代の乱。最後の執権北条高時の遺児時行が建武政権に対して信濃で挙兵。 ・1336年:後醍醐天皇が吉野に亡命。南北朝時代の始まり。 ・高氏は鎌倉幕府でいう内管領(譜代の家人(御内人)のトップ(内管領))のような存在。 ・1347年:直義に男児・如意王が誕生。これが観応の擾乱の大きな原因とする説も。 ・1349年:高師直による直義に対するクーデター。夢窓疎石による仲介。 直冬が西国に下向。直義は直冬を介して西国での自派の勢力拡大を図った。 ・1350年:直義が京都を出奔。これを観応の擾乱の始まりとみなす。 義詮が三条殿に就任。幕府統括者としての直義の権限を吸収。 ・1351年:直義が高氏を誅殺。 ・1352年:直義死去。幕府は東国を尊氏、西国を義詮が分割統治する体制に。メインは義詮の政権であり、尊氏は軍事的下向。創造-保全の役割分担の終焉。 ・観応の擾乱の原因は尊氏-師直の恩賞充行や守護職補任に漏れた武士が直義に接近しつつあったところ、直冬の処遇問題が複雑に絡んだところに求められる。 ・1356年、尊氏の恩賞充行権が義詮に移り、義詮が全権を掌握。
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