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星の王子さま 岩波文庫
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星の王子さま 岩波文庫

アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ(著者), 内藤濯(訳者)

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星の王子さま 岩波文庫

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2017/07/15
JAN 9784003751312

星の王子さま

¥572

商品レビュー

4.3

48件のお客様レビュー

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2025/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キツネがとても素敵だった。 きっと、この話を読んだ人はみんなキツネを好きなるだろうな。 星の王子様(小さな王子)といえば 「かんじんなことは、目には見えない」だ。 まんまと、私も撃ち抜かれた。しばらく心にキツネと王子と航空士がいると思うし、本のいいところは忘れてしまった時にいつでも会いに行けるというところだ。人間(大人)はすぐ忘れてしまう。この物語でも、現実でもそうだ。でも、王子たちはいつも本をひらけば思い出させてくれる。 かんじんなことは目に見えないこと、おとな(にんげん)というものは数字が好きで数字を見て相手を分かった気になってしまうこと、人間や物が溢れかえっている中でも相手との関係を築くことで、おたがいにはなれなれない、かけがえのないものになること、忘れないようにここに記しておこう。 【余談】 図書館で借りてこの本を読んだのだが、借りた時に栞が挟まっていた。読書は1人でする営みであるし、なにより無機物だ。しかし、栞が1枚挟まることによって温もりを感じられた。普段、人と関わらないわけではないけれど、きっと、普段感じないところから温もりを感じたからびっくりしたのだと思う。だから、その栞を私が1番好きなページに挟んでおいた。次読む人は、私がこんなことを考えて栞を挟んだとは知らないだろうし、気持ちが悪いと思う人もいるだろうけど、私は勝手な人だから、次読む人がこの栞におっかなびっくりして、ちょっと安心できる人であることを切に願う。

Posted by ブクログ

2025/12/02

子供の頃に母から「きっと感じ方が変わっていくから、数年おきに何度も繰り返し読んでみて」と勧められて読んだ本です。

Posted by ブクログ

2025/11/27

人や物の見方を変えようと思える小説だった。 今までの自分は自己中心的で人やものに対しての感情は持たずただ淡々と生きていた。それがために、人に心無い言葉をかけたり物を雑に扱っていた場面も合ったと思う。 この小説では、物や人との向き合い方を教えてもらった。 「大切」とは時間や関係性が...

人や物の見方を変えようと思える小説だった。 今までの自分は自己中心的で人やものに対しての感情は持たずただ淡々と生きていた。それがために、人に心無い言葉をかけたり物を雑に扱っていた場面も合ったと思う。 この小説では、物や人との向き合い方を教えてもらった。 「大切」とは時間や関係性が作り出すもので、一時の感情や経験だけでは表現できないし成り立たない。大切にしている状態とは自分が嬉しいだけじゃなくて、一緒にいることや利用することで相手にとっても良い影響があるということ。愛の一つ手前の段階みたいな感じだと思った。 他人のことを思うとは、その人と関わっている人達のことを考えることでもあって、誰かが大切にしているその人を雑に扱うとか、心無いことをするっていうのはその人だけでなく、その人を大切にしている誰かも傷つけることなんだと思った。人に優しくするには、目の前の人だけじゃなく、その人と関わっているすべての人に敬意を払うことから始まるのだと思う。

Posted by ブクログ