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図解「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書
1,540円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2017/06/01 |
| JAN | 9784569836492 |
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図解「ROEって何?」という人のための経営指標の教科書
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
【決算とは】 ・決算とは、一定期間の収入・支出を集計し、どれだけ儲かったか・損したかを示すもの。 ・同時に、資産・負債など財産の状態を明らかにする。 ・決算期間=会計期間、その末日を「期末決算日」という。 ・上場企業の約7割が3月決算。 ・貸借対照表は「時点」の情報、損益計算書・...
【決算とは】 ・決算とは、一定期間の収入・支出を集計し、どれだけ儲かったか・損したかを示すもの。 ・同時に、資産・負債など財産の状態を明らかにする。 ・決算期間=会計期間、その末日を「期末決算日」という。 ・上場企業の約7割が3月決算。 ・貸借対照表は「時点」の情報、損益計算書・キャッシュフロー計算書は「期間」の情報を示す。 【営業利益と経営者の実力】 ・営業利益は、経営者の腕を最も反映する指標。 ・経営者の能力は「営業利益」で一発でわかる。 【負債と純資産の違い】 ・負債:将来返済が必要なお金。 ・純資産:返済する必要のないお金(株主からの出資など)。 【倒産の原因と流動比率】 ・会社は「赤字」ではなく「返済不能」で倒産する。 ・特に流動負債が返済できなくなると倒産する。 ・流動比率=流動資産 ÷ 流動負債(一般的に120%以上で安全)。 ・現金商売(例:マクドナルド)は70%でも十分。 ・当座比率=当座資産 ÷ 流動負債(90%以上が目安)。 【業種による資金繰りの違い】 ・医療・介護業界は入金まで時間がかかる(売掛金が多い)ため、資金繰りが厳しい。 ・利益が出ていても資金繰りは苦しい業種も多い。 【自己資本比率と安全性】 ・自己資本比率=自己資本 ÷ 資産 ・長期的な安全性を表す重要指標。 ・製造業:20%以上、商社・卸売業:15%以上が目安。 ・10%未満は危険水準。 【自社株買いとROEの関係】 ・自社株買い=市場から自社株を買うこと。 ・株価上昇・1株あたり利益増加などの効果がある。 ・ただし、純資産が減少するため自己資本比率は低下。 ・安全性を犠牲にしてROEを高めるのは健全ではない。 ・高ROEよりも健全な財務体質が重要。 【ROEとROAの違い】 ・ROE=株主資本に対する利益率(登記純利益使用)。 ・ROA=資産全体に対する利益率。 ・ROEよりROAの方が本質的な経営の健全性を示す。 ・負債を使ってROEを上げる(レバレッジ効果)には注意が必要。 【レバレッジとは】 ・「てこ」の意味。 ・負債(特に有利子負債)を活用して収益を高める仕組み。 【コーポレートガバナンス】 ・取締役は株主の代理人。経営を監視・評価する役割。 ・不適切な経営判断があれば解任も可能。 ・2015年以降、上場企業は独立社外取締役2名以上が義務化。 【貸借対照表の見方】 ・左側(資産)は業種ごとに異なるが、右側(負債・純資産)は共通性が高い。 ・投資家は「預けたお金に対するリターン」を重視。 ・貸借対照表の右側は冷徹に「お金の効率性」を評価している。 【資金調達コスト】 ・負債の調達コスト=金利。 ・純資産の調達コスト=株主の期待利回り(国債利回り+α)。 ・株主資本コストは負債よりも高い。 【財務分析の優先順位】 ・最も重視すべきは「安全性の分析」。 ・黒字でも資金ショートすれば倒産する。 【売上高の意義】 ・売上高=企業の社会的プレゼンス(存在感)を示す。 ・売上を伸ばし、効率的に利益を増やす経営が理想。 【売上原価と棚卸資産】 ・売上原価=売れた分の原価。製造原価とは異なる。 ・棚卸資産が多い企業は注意(在庫倒産のリスク)。 ・棚卸資産回転月数=棚卸資産 ÷(1ヶ月あたり売上原価) 【販管費と営業利益率】 ・販管費は放っておくと膨張するため管理が重要。 ・売上高営業利益率=営業利益 ÷ 売上高(数字が大きいほど効率的)。 【キャッシュフロー計算書の重要性】 ・利益と現金の動きは一致しない。 ・「黒字倒産」を防ぐにはキャッシュフロー分析が不可欠。 【営業キャッシュフロー】 ・プラスであることが必須(継続性の源泉)。 ・キャッシュフローマージン=営業CF ÷ 売上高 →7%以上:合格、10%以上:優良。 【投資キャッシュフロー】 ・通常はマイナス(未来への投資)。 ・プラスの場合は要注意(資産売却などの可能性)。 【財務キャッシュフロー】 ・基本はマイナスが健全(返済・配当支払い)。 ・借入過多は危険。 【理想的なキャッシュフロー構造】 ・営業CFで稼ぎ、投資・財務CFで使う。 ・「稼ぐ」と「使う」のバランスが取れていることが重要。 【会社の価値を測る指標】 ・①DCF法:将来キャッシュフローの現在価値−有利子負債 ・②EBITDA:営業利益+減価償却費(過去の業績評価に有効) 【会社の存在意義】 ・①商品・サービスで社会と顧客を幸せにする ・②働く従業員を幸せにする ・経営指標はこの2つを実現するための“手段”でしかない。
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非常に分かりやすく勉強になる。会計知識の基礎が分かっている人が読むとより理解がし易い。図書館で借りたが思わず購入。
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財務指標の本は多いが、筆者による本が最も頭に入ってくる。具体例が豊富だからと思ったものの、それは他のどの本も同じなのだが。
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