商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/05/29 |
JAN | 9784163906447 |
- 書籍
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ガーデン
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商品レビュー
3.3
59件のお客様レビュー
植物を愛する男性の物語。 緑に癒されたい気分の今の私には、緑でいっぱいの部屋は魅力的。 でも羽野さんは植物に癒されるというよりも、植物のためにその部屋を作って、彼らの求めるものを捧げて暮らしている。 ジャングルみたいな部屋、ちょっと見てみたいけど。 なんとなく、「透明な夜の香...
植物を愛する男性の物語。 緑に癒されたい気分の今の私には、緑でいっぱいの部屋は魅力的。 でも羽野さんは植物に癒されるというよりも、植物のためにその部屋を作って、彼らの求めるものを捧げて暮らしている。 ジャングルみたいな部屋、ちょっと見てみたいけど。 なんとなく、「透明な夜の香り」のようなひんやりした雰囲気も感じる。 羽野さんは、人間としてはあまり好きになれない。 曽我野先生も理沙子さんもだし、共感できる人物がいなかったかなぁ。 ミカミさんとタナハシさんの名前だけカタカナなのは、何か意味があるのだろうか。
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部屋に広がる植物を愛でる主人公に何処となく親近感が湧きながらあっという間に読んでしまった。登場人物一人ひとりのキャラクター性が生息地も水やりの方法も異なる植物のように感じられた。透明感のある描写も綺麗でいつまでも浸っていられる感覚。千早茜さんの作品は初めてだったが、他の作品も気に...
部屋に広がる植物を愛でる主人公に何処となく親近感が湧きながらあっという間に読んでしまった。登場人物一人ひとりのキャラクター性が生息地も水やりの方法も異なる植物のように感じられた。透明感のある描写も綺麗でいつまでも浸っていられる感覚。千早茜さんの作品は初めてだったが、他の作品も気になるところ。
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大人な一冊。千早さんらしい静かだけどどこか生々しいといった印象。30代前半ってこんな大人かな?と。季節ごとの緑や花、苔か興味深かった。京都の苔寺機会があったら行ってみたい。
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