商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/04/14 |
JAN | 9784062935913 |
- 書籍
- 文庫
山月庵茶会記
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山月庵茶会記
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本語が美しい。季節を感じる季節風景描写。息子嫁が主人公の亡き妻に感情移入しすぎて霊まで見えるのは...と思ったけど、当時ならさもありなんとも思う。
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葉室麟にハズレなし。今回は茶室が舞台ということで触手が伸びなかったが、とても面白かった。ミステリー感は数ある葉室麟の本の中でも相当高い。謎解きの面白さがある。いつも思うのだが、葉室麟の話はハッピーエンドなのがとても良い。安心して没頭できる感じだ。オススメ。
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黒島藩を舞台の三作目であるが、それぞれ別個の作品でシリーズ性はない。作品の紹介を見る限り、茶室を舞台にした心理戦のような流れかと思ったが、さにあらず、葉室麟らしいダイナミックな展開が待っていた。 元二大派閥の一方の領袖であった柏木靭負は政争に敗れ藩を去った後、茶人として名をなして...
黒島藩を舞台の三作目であるが、それぞれ別個の作品でシリーズ性はない。作品の紹介を見る限り、茶室を舞台にした心理戦のような流れかと思ったが、さにあらず、葉室麟らしいダイナミックな展開が待っていた。 元二大派閥の一方の領袖であった柏木靭負は政争に敗れ藩を去った後、茶人として名をなして国に戻ってきた。目的は、不義の噂を立てられ靱負に問い詰められて何の言い訳もせずに自刃した妻、藤尾の真実を知るためであった。 家督を譲った養子の妻、千佳が、靱負の世話を焼きながら、ありし日の藤尾の真の姿を明らかにしていく助けとなる。千佳の視点で描かれた作品と言ってもいい。 やがて明らかになる驚愕の真実とは。実に面白かった。
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