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紙の動物園 ケン・リュウ短篇傑作集 1 ハヤカワ文庫SF
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紙の動物園 ケン・リュウ短篇傑作集 1 ハヤカワ文庫SF

ケン・リュウ(著者), 古沢嘉通

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紙の動物園 ケン・リュウ短篇傑作集 1 ハヤカワ文庫SF

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/04/07
JAN 9784150121211

紙の動物園

¥946

商品レビュー

4

150件のお客様レビュー

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2024/11/21

友人に「紙の動物園おもしろいよ」と勧められて読んだら、最初が1番重い話で辛かった。途中まではファンタジーみがあって楽しかったのが、最後ら辺からグサッときて悲しくなった。他は楽しく読めて、個人的お気に入りは結縄と選抜宇宙種族の本づくり習性。

Posted by ブクログ

2024/10/30

次世代SFの担い手という中国出身のケン・リュウの短編集1作目。 中国出身でアメリカに住んでも英語をほとんど喋ろうとしない母親。実は母親には、折り紙で動物を折ることと、その動物に命を吹き込むという魔法という特技があった。母親の結婚までの秘密とは…。 短編が7篇含まれる短編集。フ...

次世代SFの担い手という中国出身のケン・リュウの短編集1作目。 中国出身でアメリカに住んでも英語をほとんど喋ろうとしない母親。実は母親には、折り紙で動物を折ることと、その動物に命を吹き込むという魔法という特技があった。母親の結婚までの秘密とは…。 短編が7篇含まれる短編集。ファンタジーである表題作、とある星に不時着し、原住民と交流を描いたSFなど、多様な作品が含まれている。 中国出身で、英語で書かれている文章で、訳文とはいえ少し独特の読みにくさがある。また、中国という難しい文化圏と関係した作品『月へ』『文字占い師』が含まれており、中国共産党を称賛する側なのか、それとも反発する側なのか、どちらの立ち位置から描かれているのかが時々気になって集中できないものもある。『月へ』はピンとこなかったな。 そんな中にある、タンパク質の折り畳みの話や腸内細菌が考え方に影響する話、プログラムとアルゴリズムの話など、きちんと論文や実際の技術に根ざしたアイデアで描かれていることは、研究に携わるものとしては、とても好感の持てるものである。 訳者あとがきで色々と解説されているので、一度読んだあとにあとがきを読んで読み返すと理解しやすいのかもしれない。 でもねえ「とても分厚い本でとても高価だったので大変だった」というのはどうなんだろうね。

Posted by ブクログ

2024/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『紙の動物園』から始まり『結縄』へ。SF、ファンタジー、ヒューマン。不思議で、悔しくて、温かくて、意表を突かれ。最後『文字占い師』は辛く憤りあまりの悲しさに泣いた。世の中の理不尽に無情に。 きっとこの人にしか書けない。物凄い本を読んだ。

Posted by ブクログ

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