商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2017/02/07 |
JAN | 9784309415086 |
- 書籍
- 文庫
JR上野駅公園口
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JR上野駅公園口
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商品レビュー
3.4
254件のお客様レビュー
不思議な感覚に陥る物語。 上野駅前の公園に住むホームレスを通して生と死の狭間を描いているように思う。 生きているとはどういうことなのか、死とは何なのか、ある意味辛抱強く読むことが必要な本だと思う。
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以前読んだ時は少々退屈してしまい途中でやめてしまった。今度こそと意気込んだら意気込む必要などなかったくらいに引き込まれた。 きっと心の余裕の問題だったのだろう。 感想はうまく言葉にならないことの方が多いけど、とにかく読んでよかった。 世界の見方が少し変わった気がする。 国のた...
以前読んだ時は少々退屈してしまい途中でやめてしまった。今度こそと意気込んだら意気込む必要などなかったくらいに引き込まれた。 きっと心の余裕の問題だったのだろう。 感想はうまく言葉にならないことの方が多いけど、とにかく読んでよかった。 世界の見方が少し変わった気がする。 国のために生き、なにも報われず、社会に蹴り落とされて死んでいった主人公の魂。いまの日本じゃいつまで経っても上野公園から離れることができないんじゃないかな、といたたまれない気持ちになる。上野公園にふらりと舞い戻った主人公が天皇に手を振るクライマックスは、圧巻だった。 原発ができる前の浜通りの人々の暮らし、 加賀藩からの開拓のことなど 知れてよかった話がたくさんあった。
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淡々と主人公の独白が続く、困難に満ちた生活を振り返る。 そしてある時、この人は今どこにいるんだ?って疑問が湧いてくる。 JR上野駅公園口での静かで激しいクライマックス。 何か今まで経験してなかったモノに触れてしまった気がする。
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