商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/02/25 |
JAN | 9784041042106 |
- 書籍
- 文庫
少年と少女と、
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少年と少女と、
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
誰かひとりが命を投げ出せば世界を救えるとして、そのひとりが死んでしまう必要なんて、なにもない。怖ければ逃げ出せばいい。(217ページ) . 特別な力を否定して。 悲しみを受け入れて。苦しみに耐えて。できないことは、できないと割り切って。限られたものから最良を探すのが、頭の良い方法...
誰かひとりが命を投げ出せば世界を救えるとして、そのひとりが死んでしまう必要なんて、なにもない。怖ければ逃げ出せばいい。(217ページ) . 特別な力を否定して。 悲しみを受け入れて。苦しみに耐えて。できないことは、できないと割り切って。限られたものから最良を探すのが、頭の良い方法なのかもしれないけれど。理性的で、優秀な人間のやり方なのかもしれないけれど。 でも、本当に悲しいとき、それを受け入れるのが正解なのか。 全部、諦めろというのが、正義なのか。 たとえば能力で救われた人に、やっぱり間違いだったから、もう一度苦しめというのが正しいのか。 (248ページ)
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記憶が書き換えられる。 使い方次第で強力な能力に分類されそうだが、誰一人警戒していなかったのか。 布石を打つことには成功しているが、これを上手く利用出来るかは唯一全てを知る者次第だな。
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- ネタバレ
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能力があるから、生まれる幸せと犠牲があって、 能力がなければ、守られた幸せと守られなかった犠牲がある。 その選択が良いのか悪いのかなんて、立場によって違うんだなと、、、 咲良田という能力のある町の物語を通じて、哲学を学んでいる感じ。
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