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失踪者(下) 創元推理文庫
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失踪者(下) 創元推理文庫

シャルロッテ・リンク(著者), 浅井晶子(訳者)

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失踪者(下) 創元推理文庫

1,386

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2017/01/27
JAN 9784488211097

失踪者(下)

¥1,386

商品レビュー

3

9件のお客様レビュー

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2024/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長い。そしてイライラする奴ばかり出てくる。読み終わってみると、無駄に長くしているような感じがするんだよなー。特にロバートとデニス、マリーナの話なんて物語に何か関係があるのかね。退屈な読書になっちゃったなー。

Posted by ブクログ

2024/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

安定のおもしろさ。中盤の山場はほんとにハラハラした。 この著者、加害者 - 被害者のラインが2本に収束していくプロットと、DV男に心身を支配される女の描写が本当に上手い。 後半、いかにも中高年の西洋人の価値観…っていう臭いがどうしてもちょっと気になってしまった。

Posted by ブクログ

2024/01/04

ドイツの作家「シャルロッテ・リンク」の長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die letzte Spur)』を読みました。 「フォルカー・クッチャー」、「ライナー・レフラー」の作品に続き、ドイツミステリです。 -----story------------- 〈上〉 イン...

ドイツの作家「シャルロッテ・リンク」の長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die letzte Spur)』を読みました。 「フォルカー・クッチャー」、「ライナー・レフラー」の作品に続き、ドイツミステリです。 -----story------------- 〈上〉 イングランドの田舎町に住む「エレイン」は幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルに向かうが、霧で空港に足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪してしまう。 何があったのか? 五年後、ジャーナリストとしての仕事で「ロザンナ」は、「エレイン」を含む失踪者たちについて調べ始めた。 すると、「エレイン」を知るという男から連絡が! 彼女は生きているのか?! 〈下〉 五年前に失踪した「エレイン」生存情報に、「ロザンナ」は急遽現地に駆けつけたが、「エレイン」のパスポートを持つその女性は、まったくの別人だった。 どうやって彼女はパスポートを手に入れたのか? 「エレイン」失踪で疑われ、人生を狂わされた弁護士に「ロザンナ」は惹かれ始め、彼の無実を証明することに熱中する。 真実はどこにあるのか? 最後の最後にあなたを待つのは、震えるほどの衝撃だ。 訳者あとがき=「浅井晶子」 ----------------------- ドイツの作家による、イギリスを舞台にしたミステリ… 謎に満ちた、愛憎渦巻く人間ドラマにひきずりれ込まれ、ページをめくる手が止まらない感じでした、、、 面白かったですね… 二転三転する巧みなストーリーテリングと丁寧な心理描写により、重層的な物語に仕上がっていましたね。 イングランドの田舎町に住む「エレイン・ドーソン」は、幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルへと出発したが、霧で空港で足止めされ、親切な弁護士「マーク・リーヴ」の家に一泊したのを最後に失踪した… 何があったのか?  結婚後、仕事から離れていた元ジャーナリストの「ロザンナ」は、五年後、事件の取材を始める、、、 弁護士は何か知っているのか?  彼女は自発的に姿を消したのか?  「ロザンナ」は調査に深入りしていく… そして「エレイン」生存の情報が……。 発見された女「パメラ・ルーク」はなぜ、「エレイン」のパスポートを持ち、「エレイン」を名乗っていたのか?  彼女はなぜ隠れるように生きていたのか?  本物の「エレイン」はどこにいるのか?  生きているのか?  それとも……?  当時疑われた弁護士を取材した「ロザンナ」は、彼に惹かれ始め、その無実を証明することに熱中する… そして 彼女の行き着いた真実とは……。 多くの登場人物の視点を切り替えながら物語は進みます… 一見、無関係とと思える人物やブツ切れに思えるエピソードや事件がじわじわと関連付けられていく展開が愉しめました、、、 消えた女、疑われた男、死んだ女、追う男、逃げる女、助けようとする男、探る女… 点だった存在が線としてつながる瞬間が快感でしたね。 抗い難く引き込まれる筆力… とでも言うのかな、、、 ストーリーはシンプルで、奇抜な設定や大掛かりなトリック、どんでん返しがあるわけじゃないんだけど、登場人物の心理を絶妙に生かしたスリリングな展開に心を鷲掴みにされましたね… 理屈抜きで愉しめる作品でした。

Posted by ブクログ

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