失踪者(下) の商品レビュー
パメラとセドリックの、悪人ピットからの必死の逃亡劇から始まる下巻は、冒頭から、先が気になって仕方がない展開。最後の結末は、予想ないかもしれませんが、それでもそうくるのかぁという展開でしたが、最後のほうは、やや冗長だったかなと思いました。人間関係もわかりやすくて、翻訳も読みやすくて...
パメラとセドリックの、悪人ピットからの必死の逃亡劇から始まる下巻は、冒頭から、先が気になって仕方がない展開。最後の結末は、予想ないかもしれませんが、それでもそうくるのかぁという展開でしたが、最後のほうは、やや冗長だったかなと思いました。人間関係もわかりやすくて、翻訳も読みやすくて、良い海外ミステリーでした。
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結局真相はマークの証言のみってことで。自己弁護ばっかりでいまいち信用出来ないけど信じるも信じないもロザンナ次第だし、ロザンナが新たな一歩を踏み出すきっかけにはなったのは良かったかな。 パメラはもっと掘り下げて書けば準ヒロインになれる逸材なのにもったいない。セドリック、幸せにしてやれよ! 上巻のクソ野郎筆頭のジェフは改心したのにデニスとロバート親子はクソ野郎のままでした。 マリーナはあんなにロバートの面倒見たのに可哀想すぎない?もうちょっと報われても。いくら過去の過ちの償いとはいえ。 あとフィールダー警部ももうちょっと描き方変えれば名脇役なのに。アンジェラにはしっかり寄り添ってて良い描き方してたのにパメラから見た印象が悪すぎて。 とまあ登場人物多いのでさすがに全員を掘り下げては書けないので仕方ないとはいえ魅力的な人物が多いだけにもったいですね。
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長い。そしてイライラする奴ばかり出てくる。読み終わってみると、無駄に長くしているような感じがするんだよなー。特にロバートとデニス、マリーナの話なんて物語に何か関係があるのかね。退屈な読書になっちゃったなー。
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安定のおもしろさ。中盤の山場はほんとにハラハラした。 この著者、加害者 - 被害者のラインが2本に収束していくプロットと、DV男に心身を支配される女の描写が本当に上手い。 後半、いかにも中高年の西洋人の価値観…っていう臭いがどうしてもちょっと気になってしまった。
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ドイツの作家「シャルロッテ・リンク」の長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die letzte Spur)』を読みました。 「フォルカー・クッチャー」、「ライナー・レフラー」の作品に続き、ドイツミステリです。 -----story------------- 〈上〉 イン...
ドイツの作家「シャルロッテ・リンク」の長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die letzte Spur)』を読みました。 「フォルカー・クッチャー」、「ライナー・レフラー」の作品に続き、ドイツミステリです。 -----story------------- 〈上〉 イングランドの田舎町に住む「エレイン」は幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルに向かうが、霧で空港に足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪してしまう。 何があったのか? 五年後、ジャーナリストとしての仕事で「ロザンナ」は、「エレイン」を含む失踪者たちについて調べ始めた。 すると、「エレイン」を知るという男から連絡が! 彼女は生きているのか?! 〈下〉 五年前に失踪した「エレイン」生存情報に、「ロザンナ」は急遽現地に駆けつけたが、「エレイン」のパスポートを持つその女性は、まったくの別人だった。 どうやって彼女はパスポートを手に入れたのか? 「エレイン」失踪で疑われ、人生を狂わされた弁護士に「ロザンナ」は惹かれ始め、彼の無実を証明することに熱中する。 真実はどこにあるのか? 最後の最後にあなたを待つのは、震えるほどの衝撃だ。 訳者あとがき=「浅井晶子」 ----------------------- ドイツの作家による、イギリスを舞台にしたミステリ… 謎に満ちた、愛憎渦巻く人間ドラマにひきずりれ込まれ、ページをめくる手が止まらない感じでした、、、 面白かったですね… 二転三転する巧みなストーリーテリングと丁寧な心理描写により、重層的な物語に仕上がっていましたね。 イングランドの田舎町に住む「エレイン・ドーソン」は、幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルへと出発したが、霧で空港で足止めされ、親切な弁護士「マーク・リーヴ」の家に一泊したのを最後に失踪した… 何があったのか? 結婚後、仕事から離れていた元ジャーナリストの「ロザンナ」は、五年後、事件の取材を始める、、、 弁護士は何か知っているのか? 彼女は自発的に姿を消したのか? 「ロザンナ」は調査に深入りしていく… そして「エレイン」生存の情報が……。 発見された女「パメラ・ルーク」はなぜ、「エレイン」のパスポートを持ち、「エレイン」を名乗っていたのか? 彼女はなぜ隠れるように生きていたのか? 本物の「エレイン」はどこにいるのか? 生きているのか? それとも……? 当時疑われた弁護士を取材した「ロザンナ」は、彼に惹かれ始め、その無実を証明することに熱中する… そして 彼女の行き着いた真実とは……。 多くの登場人物の視点を切り替えながら物語は進みます… 一見、無関係とと思える人物やブツ切れに思えるエピソードや事件がじわじわと関連付けられていく展開が愉しめました、、、 消えた女、疑われた男、死んだ女、追う男、逃げる女、助けようとする男、探る女… 点だった存在が線としてつながる瞬間が快感でしたね。 抗い難く引き込まれる筆力… とでも言うのかな、、、 ストーリーはシンプルで、奇抜な設定や大掛かりなトリック、どんでん返しがあるわけじゃないんだけど、登場人物の心理を絶妙に生かしたスリリングな展開に心を鷲掴みにされましたね… 理屈抜きで愉しめる作品でした。
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ドイツのベストセラー、後半。 5年前に行方不明になったエレインはどうなったのか? ロザンナは5年前に結婚して、ジブラルタルで暮らしていました。 義理の息子を育て、幸せもあったが、結婚後も仕事はするはずだったのに何のかのと家庭に縛りつけたがる夫に阻まれ、ついにイギリスでの仕事の依...
ドイツのベストセラー、後半。 5年前に行方不明になったエレインはどうなったのか? ロザンナは5年前に結婚して、ジブラルタルで暮らしていました。 義理の息子を育て、幸せもあったが、結婚後も仕事はするはずだったのに何のかのと家庭に縛りつけたがる夫に阻まれ、ついにイギリスでの仕事の依頼を引き受けることを決めたのです。 自分の結婚式に招待したのにその途上で失踪した幼馴染のエレインの追跡取材だから、他人事ではない。 もしかしたらどこかで生きているのか、どんな事情が隠されているのか、それとも‥? エレインは障害のある兄の世話に縛られていたため、それで家出したという説もあった。 当初疑われた弁護士のマークに会ったロザンナは、マークに惹かれ始めるが‥? 一方、エレインのパスポートが発見される。 身元を隠して生きている女性の描写が書き込まれ、それがエレインなのかそうでないのかという謎もあり、引き込まれました。 普通の人が多いところにリアリティがあり、その人なりの必死さと愚かさに複雑な気持ちに。 犯罪者も出てくるので、これは‥普通の人にはなかなか歯がたたないところ。 ロザンナは基本は正直で前向きな人で、だからこそ悩みもします。10代の義理の息子にちゃんと信頼されているけど、次々に起こる出来事に目をくらまされるあたり。 エレインもなんか感じのいい人でもなかったり。 読後感にいまいちなところがあったので、すぐ感想を書けなかったのですが~ このリーダビリティとインパクト、読まずにいられないだけでなく、1年以上たってもずっと話を覚えているのは‥ 人の心に突きつけてくる何かがあったのだと。 力のこもった作品だったと思いますね。
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ヒロインが容疑者と近づくところから話がハーレクインの世界になり、途端に話がもたつきだした。 心情描写が細かいと言えばそうだが、それがモタモタと続くし、(義理の)息子との話とか全く関係ない描写がひつこすぎる。 多彩な人物を配して濃厚なドラマにするというのは分かるけど、サスペンスのジャンルから考えたらストーリーの展開が単調になってしまった。 そのまま後半は物語が失墜していて、惹句にあった衝撃のラストなんて全くなし。 読み終わってみれば、二流のサスペンスで終わった。
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ようこそ。ロクデナシの世界へ。 主要人物のロザンナが自分の結婚式に出席できなかった エレインを5年ぶりに探すことから物語は始まるが その理由もジブラルタルでの鬱積した結婚生活に 嫌気がさした為 昔の仕事仲間が振ってくれた仕事に飛びついて ロンドンで羽を伸ばせるからという理由なので おおぅーとなる。 だからかロザンナに全く感情移入できない。 (身勝手なわけではなくて、今の自分より仕事をバリバリしてたあの頃の自分は正しかったはずでそれを証明したいが為にエレインを探し始めるというのはいただけない) 終いには最後の目撃者弁護士のリーヴと恋仲みたいになって、それで本当に真相究明できますか?とはなるが 彼女自身の視点から見れば、 満たされない結婚生活から逃げ出してきて 真相究明が本当の主題ではないわけで 少し紳士的な男にほだされたらそうなりますぅぁーね。と ミステリー、謎解きと思うと 少しイライラしてしまうので 2時間ドラマ的な群像劇と思えば ただ出てくる人ほぼロクデナシなので(笑) ロクデナシが悪いんじゃなくて 貴方はこの人達に何か言えるほどのものをもってますか?と言われてる感じがして‥‥‥ それこそが本作品のナーメテーターな所で 2時間ドラマ作品と思ってナメてたら 人間の業をドーンと見せつけられるという。 ただ哀しむべき事に、この人達が少しでも、 ちょっとでも人に優しく出来たなら エレインの失踪は無かったんじゃないかと ありえない未来を思わせるわけです。 ただそれは覆水盆に返らずで そんな事は考えても無駄なんですけど 無駄だからこその、 無念さを心に残す読後感になりました。
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あらすじ エレインかと思われた女性は、パスポートを手にい入れた、別人だった。彼女はサイコパスの元恋人から逃げていたのだ。ロザンナ、ロザンナの夫、義理の息子、生みの母、疑われた弁護士、ロザンナの兄…いろいろな人の事情を巻き込みながら事件はゆっくりと進んでいく…。 上下巻あって、事件の進みがすごくスロー。日本人の感覚より1.3倍くらい遅い。でも読んでしまう。前作でもそうだったけど、主人公の女性が普通なのに、ときどきどうしようもない行動をとってしまうところが、理解しやすい。他の登場人物もそうで、普通の人が事件に巻き込まれる日常が丁寧に書かれているところがこの作品の魅力。
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上巻の終わりから第二部の終わりにかけては非常に面白かったのだが、第三部になり、ちょっとだれてきて、最後はやっぱりそこに落ち着くのかみたいな感じでちょっと残念。
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