1,800円以上の注文で送料無料

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1209-02-02

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織

マシュー・サイド【著】, 有枝春【訳】

追加する に追加する

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織

2,530

獲得ポイント23P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売年月日 2016/12/23
JAN 9784799320235

失敗の科学

¥2,530

商品レビュー

4.5

260件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/02/12

 これは現代人必読の書であると言える。犯罪とはいえない失敗によりいかに多くの人の命が失われているのか?医療過誤によって毎年40万人以上の人々が死んでいるという現実があり、死亡に至らない過誤まで含めれば、この10倍以上の人たちが苦しんでいる。 医療過誤以外にも多くの分野で失敗は隠さ...

 これは現代人必読の書であると言える。犯罪とはいえない失敗によりいかに多くの人の命が失われているのか?医療過誤によって毎年40万人以上の人々が死んでいるという現実があり、死亡に至らない過誤まで含めれば、この10倍以上の人たちが苦しんでいる。 医療過誤以外にも多くの分野で失敗は隠されるのだ。犯罪や事故に対しては過剰なまでの責任追及する我々は、自らの失敗についてはその責任から逃れようとするのだ。失敗は隠されるから、何度も繰り返されるのだ。

Posted by ブクログ

2025/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【具体から知る失敗がもたらす好転】 読書後のメモとして記載します。 ①我々は自分自身から失敗を隠す シンプルでドキッとした言葉です。 例えばメールの誤字のレベルであっても、少し注意不足だっただけだし大したことではないだろう、など。 これを失敗と捉えるか、ケアレスミスやたまたま不運だったと捉えるかで大きく違うと感じました。 ②集中力の高さが時間感覚を鈍らせる 大学時代を振り返っても確かに、と思う。 真剣にやっている時は時間感覚が溶けていく。 自分の中では刹那的な時間であっても、物理はあっという間に進む。そして恒常的ではなく、ある時突然やってくる。 言語化されてなるほどと思いました。 ③努力が判断を誤らせる 事実がどう、ではなく、自分が心血注いだことであるほどマインドや信念に沿ったものを正解にしていくことは、振り返れば何度もありました。 これはエゴだなと、猛省です。 ④マージナルゲイン とにかく量・数! やらない理由はたくさん見つかるけれど、ダメなものをダメと知ることの大切さはもちろん、ミニマムアップデートの繰り返しが大きな改善につながる考えは、次のアクションを少しやりやすくなると感じました。 またランダム比較実験(RCT)の話と合わせて、やった未来と・やらかなった未来を比較すること。ここは当たり前なのに、「アクションによって変わった未来」というご褒美に飛びつきがちな自分とも対峙するきっかけになりました。

Posted by ブクログ

2025/02/09

「記憶は脳全体に分散するシステムで、あらゆる種類のバイアスの下にある。つまりそれだけさまざまな影響を受けやすい。まったく別々の経験の一部を集めてひとつの出来事につなげてしまうことすらある。」

Posted by ブクログ