商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/01/15 |
JAN | 9784163905891 |
- 書籍
- 書籍
サロメ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
サロメ
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
3.8
144件のお客様レビュー
ボロボロの身体よりも何かに執着し、それを優先することは、側から見ると逸しているように見えてしまいます。 終わりが近いとき、近かったであろうとき、なんであんな行動していたんだと不思議なことが起きたりするような… 装丁からして重たい内容だと思い、敬遠していました。読んでみるとビ...
ボロボロの身体よりも何かに執着し、それを優先することは、側から見ると逸しているように見えてしまいます。 終わりが近いとき、近かったであろうとき、なんであんな行動していたんだと不思議なことが起きたりするような… 装丁からして重たい内容だと思い、敬遠していました。読んでみるとビアズリーのことが気になり始めます。画集を見たくなった。
Posted by
歪な姉弟の話?と思って恐る恐る読み進めると、お互いの(+周囲の人間の)狂気が絡み合って引き返せないところまでいってしまった。 原田さんが描いた他の著作と比べるとドラマティックな感じは薄く、ひたすら鬱々と、それこそイギリスの天気のようなお話だと感じました。
Posted by
サロメ。フランスの戯曲を初めて知った。 病弱で絵の才能ある弟の人生を支え続けた、一途とも狂気とも言える姉の愛。それは息子を想う母親の洗脳とも言える。時代背景が古いにも関わらず、クラシックな描写が少ないおかげで、自分の知識の範囲で想像を膨らませて読むことができた。
Posted by