商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2016/12/31 |
| JAN | 9784167907655 |
- 書籍
- 文庫
鬼平犯科帳 決定版(3)
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鬼平犯科帳 決定版(3)
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商品レビュー
3.7
16件のお客様レビュー
池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈3〉』を読みました。 池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈2〉』以来ですね。 -----story------------- 2024年、「鬼平犯科帳」続々映像化! 不朽のロングセラー、新時代はじまる―― 池波正太郎...
池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈3〉』を読みました。 池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈2〉』以来ですね。 -----story------------- 2024年、「鬼平犯科帳」続々映像化! 不朽のロングセラー、新時代はじまる―― 池波正太郎生誕100年企画として、歌舞伎界の大看板・松本幸四郎を「鬼平」こと長谷川平蔵役に迎え、映像化、ドラマ化。 「鬼、新時代。」が始まります! 第三巻収録作品は、「麻布ねずみ坂」「盗法秘伝」「艶婦の毒」「兇剣」「駿州・宇津谷峠」「むかしの男」。 巻末の「あとがきに代えて」は、池波正太郎自身による解説・長谷川平蔵。 必読の佳品です。 ----------------------- 文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に1969年(昭和44年)4月号から1969年(昭和44年)9月号に連載された作品6篇を収録して1975年(昭和50年)に刊行された作品……実在の人物である火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳、鬼平犯科帳シリーズの第3作です。 ■麻布ねずみ坂 ■盗法秘伝 ■艶婦の毒 ■兇剣 ■駿州・宇津谷峠 ■むかしの男 ■あとがきに代えて―池波正太郎 “鬼平”と江戸の悪人たちから恐れられる幕府火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵が、ときにはユーモアをまじえ、ときには鋭い勘を働かせて、兇悪な盗賊を相手に大奮闘をつづける……その颯爽たる立ち回りが大評判の人気シリーズ第3巻は、珍しくも平蔵が、うさ忠こと木村忠吾を供に京都・奈良へ長旅をしたり、平蔵の妻・久栄が活躍する、動きのある傑作揃い、、、 「麻布ねずみ坂」「盗法秘伝」「艶婦の毒」「兇剣」「駿州・宇津谷峠」「むかしの男」の6篇を収録している。 テレビドラマでもお馴染みの鬼平犯科帳シリーズ……原作となる小説も面白いです! 本作品は、火付盗賊改方長官の役職を外れた平蔵が木村忠吾を伴って、若い頃を過ごした京へ旅に出る道中や京での出来事が描かれていることが特徴的ですね、、、 平蔵が京への道中で出会った盗賊・伊砂(いすが)の善八に気に入られ、盗みの極意や盗賊たちの掟、組織の内部事情が詳細に記された『盗法秘伝』を伝授され、盗賊と一時的に手を組むというユニークな展開が、物語の面白さを引き立てている『盗法秘伝』、 若い頃、平蔵は女盗賊・お豊と関係を持ったことがあったが、歳月を経て、忠吾が夢中になっている女としてお豊(おたか)と再会……平蔵が過去の因縁と職務の間で揺れ動きながら苦悩するところや、忠吾のコミカルな活躍が物語にアクセントを加えている『艶婦の毒』、 平蔵の妻・久栄のもとに、若い頃に想いを寄せていた男・近藤勘四郎が盗賊となって現れる……平蔵の活躍ではなく、久栄の強さと賢さ、いざという時に見せる芯の強さが描かれる異色作『むかしの男』、 が印象的だったかな……連作短篇のカタチを取っており、1篇ずつでも愉しめるのですが、それぞれの短篇が繋がって大長篇としても読める構成なので、順番に読み進めると大河ドラマ的な愉しみがありますね。 第4作以降も順次、読んでいこうと思います。
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主要人物の掘り下げが目立った巻。 休暇旅行中の事件簿という前二巻とは違った形式でコミカルな話も多かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第三巻 「麻布ねずみ坂」 「土蜘蛛の万次郎」の指圧師 宗仙 が鬼平の指圧をしている。 山田市太郎、宗仙宅から浪人風の男「石島」が出てきて粂八へ後を頼む。 羽沢嘉兵衛と繋がっている石島は、白子の菊右衛門の一派。お八重は菊右衛門の妾。 宗仙六二、お八重二六、七歳の情事がバレて五百両で買えと菊右衛門に迫られ、金を貯める。 が。貯めた金は本人には渡らず横流しされて、お八重は殺されてしまう。 「盗法秘伝」 平蔵、京都へ。忠五をお供に。左馬助までもが追っかけで行くと。 道中奉公人の男女を助けるが、引き渡す。 浪人風の善八と行動を共にする。 善八は盗人。犯罪を未然に防ぎ、善八は足を洗う約束をする。 「艶婦の毒」 京都での道中は続く。忠五、女好きは相変わらず。 忠五のそばの女「お豊」と良く似た女。 お豊と呼ばれた女は盗人で、裏に大きな組織。 その組織ごと潰した平蔵は、浦部彦太郎に手柄を寄越した。 「兇剣」 鬼の平蔵が京にいると、浦部与力が公表したために広がった。 道すがら「およね」を拾った。一緒に奈良見物に。 浦部与力の娘妙、忠五の嫁に…。 およねを奉公先で手籠めにした白狐の谷松。 眠っているところ、必死に出口を求めて逃げ出したおよねは、無事に脱出した先が奉公先でない事に気づいた。 小屋に近づき覗き見ると稲垣同心が絞め殺される現場。 奉公先の旦那、高津の玄丹や、猫島の伝五郎等。 大河内と浪人数名が平蔵の命を狙う。 応酬する平蔵と浦部。 浦部を馬で逃がし一人応酬する平蔵。負傷する。 現れる左馬助。大河内の体には小刀が刺さってる。 一味の一人鯨の源吉を狗に。玄丹は密貿易までしていた。 およねは庄屋に大切にされる事に。 「駿州・宇津谷峠」 今日から江戸へ。左馬助が途中で別れ秋葉山へ向かう。 宿で居合わせた男は左馬助の幼馴染。昔の命の恩人。 鎌太郎は左馬助を嫌がり、そそくさと宿を後に。 平蔵と忠吾はのんびりと帰路に付く。 途中忠吾が鎌之助と女の声に気付き、そっと聞く。 盗人宿の絵図面を手に入れ女を殺めて去る。平蔵へ報告。 宿に付き忠吾とすれ違う鎌太郎は、直ぐに立つと言う。 平蔵は後を付ける。 鎌太郎は盗人宿に付くと、斬り殺されてしまう。 その直後、平蔵と忠吾は峰打ちにして倒す。 翌朝、平蔵の知らせを受けて処理する役人。 左馬助と合流。 「むかしの男」 久栄の元に一通の手紙。宛名は勘。久栄の昔の男。 呼び出されて、音羽町の茶屋へ一人赴く。 久栄の跡を付いて来た家の者鶴蔵は、一人勘四郎の後を追う。 家では久栄が斬り付けられたと、大騒動。 その間に養女お順の姿がない。 庚申塚近くの家に入るのを見届けて帰って来た鶴蔵。 佐嶋と部下一名、同心四名が鶴像を伴って庚申塚の家へ。 火を放って出てきた者から峰打ち、体当たりで捕まえる。全て出払ったら、火を消す。 お順は中で気を失っていたが、無事救い出せた。 平蔵が帰って来るまで土蔵に押し込められていた勘四郎達。 それぞれが罪を犯しているので、勘四郎は貼り付けに。 一芝居売った婆は島流し。義息、霧の七郎は逃げた。 巻末の「あとがきに代えて」は、池波正太郎自身による解説・長谷川平蔵。 平蔵は、藤原秀郷の流れをくんでいるらしい。 実在した人物で、幼い頃は妾腹の子として父の本妻に虐められた。 若い頃は悪さをしていたが、長谷川を継ぐ時に改心。 が収録されている。 要らぬことは言わぬ、が、茶目っ気もある。 こんな人、今ではちょっと、お目に掛かれない。
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