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さまよえる古道具屋の物語
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さまよえる古道具屋の物語

柴田よしき(著者)

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さまよえる古道具屋の物語

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/12/22
JAN 9784104711055

さまよえる古道具屋の物語

¥1,760

商品レビュー

3.4

39件のお客様レビュー

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2024/09/23

その店は、人生の岐路に立った時に現れる。さかさまの絵本、底のないポケットがついたエプロン、持てないバケツ……。古道具屋は、役に立たない物ばかりを、時間も空間も超えて客に売りつけ、翻弄する。不可思議な店主の望みとは何なのか。未来は拓かれるのか? 買い主達がその店に集結する時、裁きは...

その店は、人生の岐路に立った時に現れる。さかさまの絵本、底のないポケットがついたエプロン、持てないバケツ……。古道具屋は、役に立たない物ばかりを、時間も空間も超えて客に売りつけ、翻弄する。不可思議な店主の望みとは何なのか。未来は拓かれるのか? 買い主達がその店に集結する時、裁きは下され、約束が産まれる。 「新潮社」内容紹介より この本は、図書館で書架をぼんやりと眺めていて目に留まってなんとなく借りてみた本だった. この行為がこの本の内容とリンクしていて、不思議な感覚に陥った. この本に、今、出会った意味は何なんだろう、、そんなことをふと考えてしまった内容だった. 物事には、偶然のように思えて必然だったということがある.もちろんそのことはその事象が起こっている時には分からないこと. 後から振り返ってあの時のアレは、そういう意味だったのかなと、自分勝手に解釈して、起こった事象に対して勝手に名前をつけたりする. 人生ってそれの繰り返しだよなーとこの本を読みながら考えた. この本に今出会った意味は何だったのだろうか、たぶん時間が経ってから、この本のことを思い出して、私はその意味を考えるだろう.

Posted by ブクログ

2024/02/06

古道具屋で手に入れた一見どうでも良いように見えるものが、主人公たちの手に渡ったことで大きな変化をもたらす。 スタンダードナンバーな感じのお話だけれど、連作にしてあるので、そのあたりがひねってあるなあと思った。 短編連作で、小話がまとまっているのだけれど、自分の好みとする話にムラが...

古道具屋で手に入れた一見どうでも良いように見えるものが、主人公たちの手に渡ったことで大きな変化をもたらす。 スタンダードナンバーな感じのお話だけれど、連作にしてあるので、そのあたりがひねってあるなあと思った。 短編連作で、小話がまとまっているのだけれど、自分の好みとする話にムラがあって、ちょっととっつきにくかったかもしれない。あと、読んでる途中で『台詞なげえな』とか、どうでも良いところで引っかかってしまった。 構成とかは結構好みだった。

Posted by ブクログ

2024/01/31

必要な人にしか見えない…というか現れない古道具屋 そこでは仮面をかぶったような顔の店主が、訪れた者に最適の品を買わせる。 その品で、幸せになるのも不幸せになるのも、買った本人次第。 買った者達は、自分の内面と向き合う事に… この古道具屋の正体は…

Posted by ブクログ

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