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邪悪(上) 講談社文庫
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邪悪(上) 講談社文庫

パトリシア・コーンウェル(著者), 池田真紀子(訳者)

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邪悪(上) 講談社文庫

1,375

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/12/15
JAN 9784062935463

邪悪(上)

¥1,375

商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

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2022/12/11

前作「標的」の続きを読んでいる印象。 キャリーがケイに送った動画を見てルーシの身に何かあったのか心配になり、殺人現場からマリーノと共にルーシーの邸宅に向かうケイ。 いつも読んでいて興味深く可笑しいのは、ケイもルーシーも自分は全て正直に話すわけじゃないのに、相手がそうしないと不満に...

前作「標的」の続きを読んでいる印象。 キャリーがケイに送った動画を見てルーシの身に何かあったのか心配になり、殺人現場からマリーノと共にルーシーの邸宅に向かうケイ。 いつも読んでいて興味深く可笑しいのは、ケイもルーシーも自分は全て正直に話すわけじゃないのに、相手がそうしないと不満に思うらしいこと。 ルーシー宅に着いてからの思わぬ展開に、序盤に殺人事件があったことを忘れてしまうくらい夢中で読み進めました。

Posted by ブクログ

2019/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

早く死んでほしいと作中の人物に 呪詛を送ったのは初めてかもしれない。 前作の終わり方からいって、 宿敵のキャリーの悪意がいずれ牙をむいてくるのは覚悟していたが、 まさか連作とは。 無関係の話が一度入ってから、 その次ぐらいに再登場するかと思っていた。 というか、期待していたが、甘かったらしい。 (下巻へ)

Posted by ブクログ

2018/11/10

最初の事件、警察は事件とみているのにケイとマリーノだけは殺人と思っている。 その理由は全然明かされなくて、ただ、事故死というにはあまりに不自然だということだけが何度も繰り返され(その辺でうんざりしてしまったけど)、だけどその現場をほったらかして、二人はルーシーの家に向かう。 そ...

最初の事件、警察は事件とみているのにケイとマリーノだけは殺人と思っている。 その理由は全然明かされなくて、ただ、事故死というにはあまりに不自然だということだけが何度も繰り返され(その辺でうんざりしてしまったけど)、だけどその現場をほったらかして、二人はルーシーの家に向かう。 それは、キャリーが送り付けた不穏な動画のせい。 だったら、どちらか一人が様子を見に行けばいいんじゃないの? 理由を知らないマリーノは強引に連れていかれたわけだけど。 そもそもその動画の存在をケイは誰にも言わない。 その秘密主義がいつも理解できない。 自分一人の秘密にして、なにが解決できるの? 一度も解決できたためしがないじゃん。 仕事もルーシーのことも誰にも任せない。 そしてどちらも中途半端。 私に言わせるとケイは決してできる女ではない。 ”自分は自制心の強い慎重な人間であると信じてきた。忍耐力があって辛抱強く、論理的で、感情に動かされない科学者のつもりでいた。” 私はケイほどいつも他人にイラついて、感情を爆発させないように努力していると言い続ける人を知らない。 300ページ以上も費やして、最初の事件は後半のエピソードに何も関係していないのだとしたら、書いてあることは、キャリーが生きているのかあ死んでいるのかはわからないけど、ケイの精神状態は非常に不安定で、ルーシーはいつも通り好戦的であるということだけだ。 全く進歩なし。

Posted by ブクログ

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