商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | くもん出版 |
発売年月日 | 2016/11/01 |
JAN | 9784774325521 |
- 書籍
- 児童書
円周率の謎を追う
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円周率の謎を追う
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商品レビュー
3.8
22件のお客様レビュー
天地明察で関孝和に興味を持ったので読んでみた。 関孝和は、当時1番数学研究が進んでいた西洋に先んじて、西洋で色々な解法が発明される前にその方法を考えついていたすごい数学者なんだ…ということが分かった。 数学アレルギーすぎて、どこがどういう理論かとか分からないままぬるっと読んでしま...
天地明察で関孝和に興味を持ったので読んでみた。 関孝和は、当時1番数学研究が進んでいた西洋に先んじて、西洋で色々な解法が発明される前にその方法を考えついていたすごい数学者なんだ…ということが分かった。 数学アレルギーすぎて、どこがどういう理論かとか分からないままぬるっと読んでしまったけど、面白かった。 常に思考を続ける姿勢が格好いい。 「御用第一」でやるべきことを全力でやったからこそ数学も大成したのだなぁと思った。
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江戸時代の数学者関孝和を通して江戸時代の学者武士たちの生活を書いた児童文学。 幕臣内山家の次男の孝和は、丸暗記したり形式に拘る儒学と剣術よりも、柴村塾で習っている数学に夢中になっていた。 目黒の算額奉納をみてから円周率への疑問を持ち、それは生涯の研究の元となる。 当時円周率は中...
江戸時代の数学者関孝和を通して江戸時代の学者武士たちの生活を書いた児童文学。 幕臣内山家の次男の孝和は、丸暗記したり形式に拘る儒学と剣術よりも、柴村塾で習っている数学に夢中になっていた。 目黒の算額奉納をみてから円周率への疑問を持ち、それは生涯の研究の元となる。 当時円周率は中国から伝わった「3.16」「3.162」などが採用されていた。しかしこの根拠は誰もわからなかった。 当時の武士はお家のための御用第一。さらに次男の孝和は他の家の養子になり役職を継がなければならない。 小説での孝和は、深く物事を考え疑問を疑問のままにしておかない性格だが、消極的で、幕臣次男としての責務と好きな数学の間で悩んだりする、現代人にも共感を得やす人物に描かれている。 そんな孝和は、厳しいと思った兄や、数学の師匠とその娘(淡い初恋描写もあり)の後押し、そして他の数学者の情熱をみて、自分もお家のお役目と数学とを全力でやるぞ!という気持ちになってゆく姿が書かれる。 時代は四代将軍家綱から、六代将軍家宣のころ。 孝和は、甲斐国甲府藩の徳川綱重に仕え、綱重のあとを継いだ綱豊(のちの六代徳川家宣)の勘定吟味役となった。家宣が将軍に就任してからは、江戸詰めで納戸組頭に任じられた。 関孝和の実像には謎が多いので、物語や心情はほぼ作者のオリジナル。資料が少ないのは、孝和の死後に家が断絶したこと、当時の数学者たちは「研究を発表して名を挙げる」がなかったため孝和の生前の記録も少ないようだ。 この本を読むと、孝和は解くことだけでなく、解くための数式や理論を引き出そうとしていた。そして日本独自の「和算」で世界に先んじる数式を出していった。 この時代の風習や武士の生活、数学の解き方などは児童にもわかりやすいように「現在で言えば〇〇のようなもの」など説明されている。数学についても、挿絵などを使ってわかりやすいように書かれている。小学生向けではあるが、数式が理解できる大人にも面白く読めるかもしれない。
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僕も数学が好きだけどたかかずほど熱心に打ち込めるのはすごいなと思った。 ある難しい問題にすぐ諦めてしまうけどたかかずは諦めず政治のこともやって答えを出していたので頭がいいなと思った
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