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グローバリズム以後 アメリカ帝国の失墜と日本の運命 朝日新書589
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784022736895 |
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グローバリズム以後
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商品レビュー
3.7
25件のお客様レビュー
本書は朝日新聞記者によるエマニュエル・トッド氏へのインタビュー集(1998年~2016年)とういことで、それぞれのインタビュー記事自体は短く読みやすいと感じました(※日本語が読みやすく大変良かった。以前別の出版社から出たトッド氏の本を読んで翻訳のひどさにストレスが溜まったのとは好...
本書は朝日新聞記者によるエマニュエル・トッド氏へのインタビュー集(1998年~2016年)とういことで、それぞれのインタビュー記事自体は短く読みやすいと感じました(※日本語が読みやすく大変良かった。以前別の出版社から出たトッド氏の本を読んで翻訳のひどさにストレスが溜まったのとは好対照でした)。冒頭の「日本の読者へ」で書いてあるように、トッド氏はグローバル自由主義礼賛の時代が今年終わったと述べています。米国の大統領選挙でトランプが勝利した後に本書を読んだ身からすると、この主張はかなり説得力を持つなあという印象を本書の冒頭から持ちました。 本書はインタビュー記事と言うことで基本的に読みやすいのですが、トッド氏の主要な研究成果の知識を持っていないとなかなか意味が分かりづらい記述もあります。具体的にいえば、トッド氏は本書内でも各国の家族構造について折に触れて述べていますが、多様な家族構造(兄弟関係、親子関係、婚姻制度)と浸透する政治思想の関係という彼の研究成果については、他の著書(例:「世界の多様性」ただしこの本は大著なので読むのは大変ですが)、もしくはWebで多少勉強した上で本書を読むと理解がかなり深まると思います。
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読むに値するか、どうか悩ましい。 インタビューだから仕方ないが、確かな骨子がある訳ではない。 教育水準の向上、近代化、出生率、etc。 ただ、社会事象に対して、感情的になっているのは、日本やアメリカだけではないらしい。 フランスも、そうである。 それは、教育水準の向上や中間層の没...
読むに値するか、どうか悩ましい。 インタビューだから仕方ないが、確かな骨子がある訳ではない。 教育水準の向上、近代化、出生率、etc。 ただ、社会事象に対して、感情的になっているのは、日本やアメリカだけではないらしい。 フランスも、そうである。 それは、教育水準の向上や中間層の没落、知的エリートへの反発が関係しているらしい。 反グローバリズム、反ユーロらしいが、その根拠とするものは、あまり語られていない。 ただ、読む人によっては、価値観の転倒を起こすかもしれない。
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日本人にはない視点で世界情勢を分析するトッド氏。漂流する超大国アメリカとアメリカが唯一の同盟国である日本。中国やロシアとの関係も含め、舵取りが難しい。
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