商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/10/27 |
JAN | 9784062203524 |
- 書籍
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黒い巨塔 最高裁判所
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黒い巨塔 最高裁判所
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商品レビュー
2.9
10件のお客様レビュー
前半の組織のヒエラルキーについての描写は長すぎる。 原発訴訟の裁判官協議会に対する最高裁事務総局内の主人公らと体制維持派の議論の描写はスピード感があるが、結局ガス抜きのアリバイに利用される結論は見え見えで尻すぼみだった。 また人事権を利用したリベラル派のせん滅はリアル感があった。...
前半の組織のヒエラルキーについての描写は長すぎる。 原発訴訟の裁判官協議会に対する最高裁事務総局内の主人公らと体制維持派の議論の描写はスピード感があるが、結局ガス抜きのアリバイに利用される結論は見え見えで尻すぼみだった。 また人事権を利用したリベラル派のせん滅はリアル感があった。 ただ本作がフィクションとしてパラレルワールドとして主人公が退避する展開はスムーズ感がなく唐突感強い。 黒木亮の法服の王国に似ている展開で、味付けは村上春樹?という印象。 主人公の親友が左遷されて自殺する件はちょっとナイーブすぎるかな。
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最高裁歴代最高の権力者、須田謙造最高裁長官。 権力のためなら手段を選ばない彼は、原発訴訟で電力会社に有利な判決を出すように、裁判官を操ります。 須田の強引な人事統制には誰一人さからえません。 しかし民事局付の笹原駿は、須田と対峙する道を選ぶことになります。 最高裁で起こる、どこま...
最高裁歴代最高の権力者、須田謙造最高裁長官。 権力のためなら手段を選ばない彼は、原発訴訟で電力会社に有利な判決を出すように、裁判官を操ります。 須田の強引な人事統制には誰一人さからえません。 しかし民事局付の笹原駿は、須田と対峙する道を選ぶことになります。 最高裁で起こる、どこまでがリアルなのか分かりませんが、ありそうなことだとも思いました。
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最高裁判所の権力闘争や人事などのごたごた。 小説としては、展開の面白さ(先が見えそうで見えず、見えたら予想に反するといった)に欠ける上、文体が固く読みにくい。さすが、元弁護士とでもいうべきか。。。
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