商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2016/10/12 |
| JAN | 9784396635084 |
- 書籍
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また、桜の国で
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また、桜の国で
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商品レビュー
4.5
105件のお客様レビュー
もの凄い読書体験だった……最後の一文に震えて、読後もしばらく鳥肌が止まらなかった。 計り知れない膨大な労力を費やしたこの渾身の一冊に、まんまと打ちのめされた。 文庫で1000円は安すぎる。あかん安さ。 敬意を込めてなさすぎる値段設定。 解説まで読み終わってフラフラしながら 最後...
もの凄い読書体験だった……最後の一文に震えて、読後もしばらく鳥肌が止まらなかった。 計り知れない膨大な労力を費やしたこの渾身の一冊に、まんまと打ちのめされた。 文庫で1000円は安すぎる。あかん安さ。 敬意を込めてなさすぎる値段設定。 解説まで読み終わってフラフラしながら 最後のおなじみのページ「100字書評」を見て 「…100字に収められるかいっ」と 思わずツッコミを入れてしまった。 日本で生まれ育ち、家系を遡っても日本人しかいない私にとっては 「見えているものだけが世界じゃない」ことを 終始痛感してやまない。 自分が何者であるのか、なんの人種なのか、 祖国とはなんなのか、アイデンティティはどこにあるのか… 日本に育ち、日本のメディアだけを閲覧し、 一つの側面だけを信じて生きていれば それがまごう事なき常識になり疑うこともしない。 教科書で読んだだけの第二次世界大戦も、 単純明解な2.3行の文章だけではとうてい 拾い切れていない事実がごまんとある。 敗者側の視点を高い解像度を持って想像したことが今までにあっただろうか、単に『ドイツ側vs西欧諸国』と書かれた文面の中にひっくるめられた、あらゆる人種や国籍や個々の正義を想像したことがあるだろうか。 改めて『同志少女よ敵を撃て』を読み返したいし、 『ラーゲリより愛を込めて』『戦場のピアニスト』 も触れたい。 新書『ユダヤ人の歴史』も読みたい。 ・・・・・・・・・・・ 「日本もドイツも、持たざる国である。国を富ませようと思えば、力の全てを一極に集中させ、がむしゃらに突っ走らねばならない。そして資源や土地を求めて、外へと手を伸ばすしかない。 それがどこまでなら許されるのか、明確なラインはない。自分の過去はすぐに棚にあげる強国がもうける基準になど意味はないし、状況を分析して見極めるのが外交官の仕事ではあるが、ドイツがポーランドを食い荒らした現状を見るに、無力感に苛まれる」 「気がつけば、慎も飛び出していた。制止の声が聞こえたような気がするが、自分の口から迸る雄叫びにかき消されてしまった。恐怖は感じなかった。この瞬間に死んでもいいという激情だけがあった。全身を燃やすこの炎を、ドイツ兵に叩きつけてやらねば気が済まなかった。自分の中にこれほどの憎悪が存在することを初めて知った」
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事実にフィクションを織り交ぜる作品は、どうしてもフィクションの主人公に感情移入してしまうので、感想が感情的になってしまい、史実をどちらかに偏った見方になってしまう。 片方では被害者だが、片方では加害者ということを忘れずにいないと。 けっこう名言が散りばめられてましたよね。 戦前...
事実にフィクションを織り交ぜる作品は、どうしてもフィクションの主人公に感情移入してしまうので、感想が感情的になってしまい、史実をどちらかに偏った見方になってしまう。 片方では被害者だが、片方では加害者ということを忘れずにいないと。 けっこう名言が散りばめられてましたよね。 戦前になりつつある今の状況下、国家とはと考えさせられる1冊でした。
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第二次世界対戦におけるポーランドを舞台に書かれた作品。 読み進める度に辛い部分が多くありますが知らなければならないことばかりでした。
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