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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2016/10/14 |
JAN | 9784488118419 |
- 書籍
- 文庫
緑のカプセルの謎
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緑のカプセルの謎
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
フェル博士シリーズ10冊目▲菓子店の毒入りチョコレート・ボンボンで死者。心理学的テストの最中に殺害。青酸入りカプセル、食いちがう証言、毒殺講義▼暑く静まり返ったポンペイの廃墟、シネカメラで撮影される白い服の女。それを目にした『曲った蝶番』から引き続き登場エリオット警部がロマンス脳...
フェル博士シリーズ10冊目▲菓子店の毒入りチョコレート・ボンボンで死者。心理学的テストの最中に殺害。青酸入りカプセル、食いちがう証言、毒殺講義▼暑く静まり返ったポンペイの廃墟、シネカメラで撮影される白い服の女。それを目にした『曲った蝶番』から引き続き登場エリオット警部がロマンス脳で挑戦!と導入から引き込まれます。事件を目にしたはずの容疑者側は意見が食い違い、警察側は頭に血が上る。事件を写したフィルムを見れば万事解決との期待も…と仕掛けはばっちり。心理学的殺人事件とは、まさに。納得の良作でした(1939年)
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初期のカーの怪奇趣味、おどろおどろしさは無く、その点では個人的にはやや物足りないものの、まずまずの佳作かと。久しぶりのミステリーで、堪能しました。
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菓子屋のチョコレートに毒が混ぜられ 犠牲者が出るという事件が起こった。 事件に深く関わっていると疑われる その田舎町の資産家の主人は、 毒混入の手口を証明するため 一つの心理的実験を家族の前で 演じて見せた。 だが、実験の中で彼は本物の毒を飲み 命を落としてしまった。 複雑な謎に...
菓子屋のチョコレートに毒が混ぜられ 犠牲者が出るという事件が起こった。 事件に深く関わっていると疑われる その田舎町の資産家の主人は、 毒混入の手口を証明するため 一つの心理的実験を家族の前で 演じて見せた。 だが、実験の中で彼は本物の毒を飲み 命を落としてしまった。 複雑な謎に名探偵フェル博士が挑む。 非常に複雑で、緻密に練られた 物語、演出、トリック。 毒入りチョコレート事件をきっかけに、 怪しい心理実験を試みるという流れは 他にどんな作家が思い付けるのだろうと 感心させられた。 だが容疑者は極少数の人間に限られ、 本書で語られる毒殺者講義の中にも あるように、動機は単純な「欲」。 犯人が凝らした創意工夫は見事だったが お前だったのか、 そういう事だったのか、 という驚きは殆どなかった。
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