商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2016/09/01 |
JAN | 9784569831619 |
- 書籍
- 新書
養老孟司の人生論
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養老孟司の人生論
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
人間は昔から飯を食って生きてる。飯を食うことに「新しいこと」なんかない。それをいうなら、人間は昔から、生まれて、歳をとって、病気になって、死んでます。新しいことなんか、ないですよ。いつでも、どこでも、人間がすることだから。 それについてちゃんと考えることが「重要」なんです。
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自分でさえも、すがたも本質も常に流動的に変化するもので、一瞬たりとも同じではないという前提と どれだけ頭で考えても『本当にそうなるのかな』というのを実験したくなるという養老孟司さんのスタンスはとても共感できる。
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新しい本と思ったが、以前出ていたものの復刊らしい。 最初の方は、「死」のとらえ方など、 すでに読んだ感のある内容だったけど、 学生運動にまつわる話が出てきたあたりから、 いろいろ刺激を受けつつ読んだ。 「変わらないもの」「変わるもの」の言葉の意味合いが、 文章の中で入れ替わってい...
新しい本と思ったが、以前出ていたものの復刊らしい。 最初の方は、「死」のとらえ方など、 すでに読んだ感のある内容だったけど、 学生運動にまつわる話が出てきたあたりから、 いろいろ刺激を受けつつ読んだ。 「変わらないもの」「変わるもの」の言葉の意味合いが、 文章の中で入れ替わっていくのに注意しつつ読み進む。 変わっていくのは自分。時勢によって変わっていく社会。 その中で変わらないものを追求するのが学問。 学問は役に立つ、結果がすぐ出る、個人の業績に繋がる、 ようなものではない。 問題の根本を考え反省しないでいるから、 戦時中と同じことが学生紛争の中で亡霊のようによみがえる。 「原理主義」な頭の人が「この非常時に」と言い出す恐ろしさ。 この先も、同じことが別の局面で起こらないとは言えない。 対象を選ぶと間違うが、方法を選べば応用が効く。 頭で考えて意味がないと決めると何も動かなくなる。 動いてみないと覚えない、わからないことがたくんさんあるのに。
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