商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ブロンズ新社 |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784893096159 |
- 書籍
- 児童書
天女銭湯
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天女銭湯
¥1,540
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商品レビュー
4.5
27件のお客様レビュー
粘土でできた人形たちの生き生きとした表情や動きったら! 銭湯って韓国でも似た雰囲気なんだねぇ、 あかすりやヤクルトなのはちょっと違うとこだなぁ、なんて思いながら、文化の違いも楽しみました。
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表紙を見て、これは止めとこうかなと思った方、取り敢えず、まずは読んでみましょう。慣れてくれば、案外、その中毒性の高い世界観にどっぷりと浸かることができるかもしれませんよ・・・。 私の中でのペク・ヒナ・ワールドといえば、本書のような小物に至るまで忠実に再現されたジオラマの中...
表紙を見て、これは止めとこうかなと思った方、取り敢えず、まずは読んでみましょう。慣れてくれば、案外、その中毒性の高い世界観にどっぷりと浸かることができるかもしれませんよ・・・。 私の中でのペク・ヒナ・ワールドといえば、本書のような小物に至るまで忠実に再現されたジオラマの中で展開される(PV観たら、実際にある銭湯で撮影されたそうです)、味のある人形たちのスナップショットであり、おそらくその一枚一枚の撮影毎に用意してある人形の数を思うと、実は、そのあくの強い面白さの裏で繰り広げられていた大変な苦労が窺えるが、そんな辛い雰囲気はおくびにも出さず、彼女は『人形いたずら作家』と自ら名乗る、そんな楽しんでいる雰囲気が作品にもよく表れているようで、だから見ているこちらも思わず「あはは」と気楽に笑えるし、それは長谷川義史さんの関西弁の役割もとても大きいのだと思う。 物語は、スパランドの陰で長く愛されている昔ながらの古い銭湯へ、母と一緒に通う娘「ドッチ」がそこで出会った、謎の天女との奇妙で心温まる交流を描いており、その銭湯が、まさに日本の懐かしいそれとそっくりなのが嬉しい上に、裏表紙を見れば分かるように、タイルの年季の入った状態までがこと細かく再現された拘りようにも驚き、違いといえば風呂上がりの飲み物くらいだろうか。 そして、表紙のインパクトのある天女だが、文章に「おじょうちゃん、こわがらんといてね」と書いてあるから、韓国でもその価値観は一緒なんだということに、まずはホッとしつつ、本編で何度も見ている内に実は怖いのでは無く、たまたま表紙のシーンがキメ顔をしていただけということが分かり、そうした感情表現を誇張したようなシーンは別に天女に限らず、ドッチにもあったし、こうした点には、町田尚子さんとも似た面白さを感じられて興味深かった。 ただ、本書の物語ではそうした楽しさの陰で、ドッチが天女のためにあかすりを我慢したことへのお礼として、天女がドッチの元を訪れる、情の厚さを感じられた展開があり、そんな銭湯とも共通した人情味溢れる温かい世界観こそが、ペク・ヒナ・ワールドなのだと実感することで、天女も妖精なんだということに納得し(洋題が「The Bath Fairy」)、こんなにも温かい癒しの言葉をかけてくれる、ばあちゃん妖精がいたっていいじゃないかと、思わせてくれた天女は、『ヤクルン』という呼び方も可愛くて、続編が俄然楽しみになりました。
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インパクトありの人形たちを使った味わい深いビジュアルで展開。銭湯での女の子とおばあさん天女のお話し。韓国の銭湯の文化も知れて面白い。
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