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ゴリオ爺さん 光文社古典新訳文庫
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ゴリオ爺さん 光文社古典新訳文庫

オノレ・ド・バルザック(著者), 中村佳子(訳者)

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ゴリオ爺さん 光文社古典新訳文庫

1,386

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2016/09/08
JAN 9784334753375

ゴリオ爺さん

¥1,386

商品レビュー

4.2

24件のお客様レビュー

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2026/04/03

最近自分の中で、読んだことない海外名作に挑戦してみようフェア。ついに気になってたゴリオ爺さんに手をつけた! 翻訳者さんもあとがきで書いているほど、冒頭50ページの読みにくさが鬼門だと言われる本作だが、この訳なら最初から読みやすく、面白かった! こんな大勢の登場人物覚えられるか?...

最近自分の中で、読んだことない海外名作に挑戦してみようフェア。ついに気になってたゴリオ爺さんに手をつけた! 翻訳者さんもあとがきで書いているほど、冒頭50ページの読みにくさが鬼門だと言われる本作だが、この訳なら最初から読みやすく、面白かった! こんな大勢の登場人物覚えられるか?とは思ったけど、割とすぐ区別がつくようにもなった。 ほぼ全員金に振り回される利己的で人間臭い登場人物たちがヴォケール館や豪華絢爛な社交界を右往左往する有様は、なんとなくレミゼミュージカルでテナルディエ夫妻がマスターオブザハウスを歌い上げる一幕を連想させて楽しい。  ラストは悲惨としか言いようがないものの(娘を持つ父はこれを冷静に読めるのか…)、なんかずっと色々な人がバタバタしてるので、滑稽感もあって読後感は悪くない。 すごい俗だけど、「結局金は大事」「遠くの親戚より近くの他人」なんて言葉が頭をよぎる。 解説でラスティニャックやボーセアン夫人らが別の作品に再登場するともあり、それも面白いと思った。しかもラスティニャックは別の作品では「悪徳の媒介者」! 意外にも登場回数トップ2はニュッシンゲンとビアンションらしい。

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2026/01/25

ゴリオ爺さんて、どんなおじいさんかな?日本には花咲か爺さんのお話があるけど......(こんなことを考えるのは、私ぐらいだと思います 笑) ゴリオ爺さんの悲劇と、社交界デビューを目指すラスティニャックの物語が合わさった小説です。お金と出世、幸せ〜って何だあっけ、何だあっけ?そん...

ゴリオ爺さんて、どんなおじいさんかな?日本には花咲か爺さんのお話があるけど......(こんなことを考えるのは、私ぐらいだと思います 笑) ゴリオ爺さんの悲劇と、社交界デビューを目指すラスティニャックの物語が合わさった小説です。お金と出世、幸せ〜って何だあっけ、何だあっけ?そんな気持ちになりました。登場人物、それぞれに個性的でおもしろいです。 19世紀のパリが舞台。ラスティニャックは格安下宿で、ゴリオ爺さんと出会います。ゴリオ爺さん、妻に先立たれ、娘2人の夢を叶えるべくお金をつぎ込むつぎ込む......。超親バカです。 ラスティニャックは、ゴリオ爺さんの娘のうちの1人に恋をしますが、田舎から仕送りされたお金を使い込み......。 サブ主人公として強烈な個性を発揮するのが、ヴォートラン。上から目線で、ラスティニャックに説教をたれます。悪魔のささやき。ヴォートランの語りにインパクトありです。 【印象に残ったヴォートラン語録】 ・女というのは、自分に力があるときにこそ、自分はなんて幸せで美しいんだろうと感じる。 ・口で言うぶんはいいが、それ以上に自分の考えに固執しないことだ。....原理なんてない。あるのは事態だけだ。法則なんてない。あるのは状況だけなんだ。優れた人間ってのは事態と状況に適応する。 ・人間ってのは百かゼロだ。....唯一の本物の感情とは、男と男の友情だ。 小説終盤、ゴリオ爺さんの悲しい叫びは自業自得のようであり、“こんな親子関係あんまりだ〜”と思いました。 本書の注によると、人間喜劇の時系列で『ゴリオ爺さん』の後日譚にあたる作品、『幻滅』『浮かれ女盛衰期』があるそうです。電子書籍で確認したら、登場人物が多すぎて、まとまった時間のとれるときに読まないと、私の理解力では無理なことが分かりました。当分、積ん読です。 以下、余談です。 『ゴリオ爺さん』(バルザック)のラスティニャック、『感情教育』(フローベール)のフレデリック。どちらも19世紀のフランス、パリの青年。両者ともに複雑な人間関係を経験しています。そして、女性関係においては打算が含まれていました。小説のラストにおける2人を比較すると、 ラスティニャックは、ゴリオ爺さんの死後、まだまだ野心むき出しの意欲が感じられました。一方フレデリックは、様々に恋愛を重ね過ぎたためか、何となくお疲れ気味で〜すという感じでした。 19世紀のフランスにおいて、愛人をもつことが、貴族階級の男性とって必要不可欠なことが分かりました。

Posted by ブクログ

2026/01/08

娘たちに対し読み手の度肝を抜くような重課金を繰り返すゴリオ爺さん 延々と続く金と男女の話には気が滅入るし、特に終盤のやり取りや父親の魂の叫びはやるせなく言葉にならない 娘を持つ父親なら私とは違った読み方ができるのだろうか 人間の幸せってなんなんだろう

Posted by ブクログ