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手のひらの音符 新潮文庫

藤岡陽子(著者)

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¥693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784101205618

手のひらの音符

¥693

商品レビュー

4.1

181件のお客様レビュー

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2024/05/18

人生の頑張り方を教えてくれる、そんな素敵な本でした。 毎度、藤岡先生のお話は温かい気持ちになるなと思いました。 しかし前回読んだ本も服飾関係のお話で読了感も似ていたので、読むタイミングを間違えたな思いました。とはいえ、藤岡先生の作品を読んだ事がない人にはおすすめします。

Posted by ブクログ

2024/05/14

藤岡陽子さんの作品を手に取るのは初めて。ブクログの諸先輩から啓発されることは多々ありますが、藤岡さんとの出会いも皆さんのおかげです。 アパレル業界でデザイナーをしている45歳、独身の女性が職を失いそうになるところから物語は始まります。 日本におけるアパレル業界の、バブル時代か...

藤岡陽子さんの作品を手に取るのは初めて。ブクログの諸先輩から啓発されることは多々ありますが、藤岡さんとの出会いも皆さんのおかげです。 アパレル業界でデザイナーをしている45歳、独身の女性が職を失いそうになるところから物語は始まります。 日本におけるアパレル業界の、バブル時代から現在に至るまでの厳しい状況を背景にストーリーはスタートしました。 主人公は旧友からの突然の知らせで高校の恩師が病床にあることを知り京都まで見舞いに行くことになる。そこから一気に幼少期から高校を卒業する頃までの回想により、主人公の人生を振り返ることになります。一気に昭和の時代へタイムスリップするかのようでした。 回想の中心となる時代はバブルの前後。場所は京都の東向島が中心。時代や場所が私自身の経験と少しだけ近いこともあり、なんとなく懐かしい感じがしてくる(私は大阪人でしたが)。藤岡さんの描かれる当時の風景や人の感情がリアルに迫ってきました。一箇所、感情移入しすぎて先が読めなくなってしまった部分もあり、決して明るく温かいだけの作品ではありませんでしたが、それは藤岡さんの筆力なのかもしれません。 最後の方は一気読み。少し心が前向きになりエンディング。 私には「手のひらの音符」という作品名が繊細にしなやかに伝わってくるような読後感が残りました。 藤岡さんの別の作品にもトライしてみます。

Posted by ブクログ

2024/05/08

主人公は40代独身の服飾デザイナーの水樹。勤める会社が服飾業から撤退することになり途方に暮れる。幼馴染との感動の物語。エンディングも素晴らしい。タイトルは「ドはどりょくのド、レはれんしゅうのレ。ミはみずきのミ、…」から。お勧めの一冊。 藤岡さんの小説を読むのは、まだ、3冊目ですが...

主人公は40代独身の服飾デザイナーの水樹。勤める会社が服飾業から撤退することになり途方に暮れる。幼馴染との感動の物語。エンディングも素晴らしい。タイトルは「ドはどりょくのド、レはれんしゅうのレ。ミはみずきのミ、…」から。お勧めの一冊。 藤岡さんの小説を読むのは、まだ、3冊目ですが、いずれも心温まる感動作でした。この作品が、一番、手に取りやすいと思います。

Posted by ブクログ

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