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手のひらの音符 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2016/09/01 |
| JAN | 9784101205618 |
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手のひらの音符
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手のひらの音符
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商品レビュー
4.2
216件のお客様レビュー
過去と現在が交錯して進行していく。 主人公の水樹は45歳独身。勤めている服飾会社がアパレル業界から撤退することになる。 物語は過去に遡り、水樹の幼少期から同時進行で進んでいく。水樹は同じ団地に住む同い年の信也らの兄弟といても一緒だった。信也たち兄弟との記憶が次々と甦る。 高校生の...
過去と現在が交錯して進行していく。 主人公の水樹は45歳独身。勤めている服飾会社がアパレル業界から撤退することになる。 物語は過去に遡り、水樹の幼少期から同時進行で進んでいく。水樹は同じ団地に住む同い年の信也らの兄弟といても一緒だった。信也たち兄弟との記憶が次々と甦る。 高校生のとき、自分の進路、将来の道を示唆してくれた大切な恩師が病床にあると聞き、水樹は見舞いにいく。 自分がこれからどう人生を歩んでいくべきなのか、迷いながらも、過去の自分、友人達から、生きていく力をもらい、力強く歩き出していく。
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45歳独身の水樹が大好きな服飾の仕事を失いそうになり、その道に進むきっかけになる高校時代の恩師を訪ね、過去を振り返る。 水樹の子ども時代は懐かしく尊い思い出でもあるが、苦しんだ記憶でもある。貧しさといじめは幼い彼女ではどうすることもできないことだった。ただそこにはいつも信也がいた。体育祭のリレーの場面、カメムシの場面、自転車にイタズラされる場面など、どの過去を見ても優しい信也がいるから、それを思い出している水樹と同じ目線で熱い想いを持ちながら読める。 現在と過去を行き来しながら物語は進むが、過去にはいつも信也がいて、現在にはいない。この構造は読者に時の残酷さを刻む。どんな人の中にも同じように過去の大切な人が多かれ少なかれいるはずで、読みながらその人達のことを懐かしく思い出すことになる。あの頃の甘い思い出も、苦い思い出も共に共有できたこと、そのこと自体が自分とその人だけの宝物である。覚えていてくれているといいな、なんて考えてしまうこと誰にでもあるだろう。 高校時代の恩師である遠子先生のように、多少強引でもその人の将来のことを考えて全力でサポートできるような人になりたい。嫌われてもいいという覚悟で。
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小さい頃の話とかちょっと自分と重なる部分もあったりして なかなか痛いというか苦しいというか だけどところどころ優しくて最後は今読めてよかったなと思った。
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