- 書籍
- 書籍
戦争まで
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
戦争まで
¥1,870
在庫なし
商品レビュー
4.5
45件のお客様レビュー
国策の選択が様々な制度の制約を受け、国際環境や国内政治情勢の影響下でなされることが必至だが、重要なのは問題の本質が政治家やマスコミの誘導ではなく正しい形で選択肢に反映されているかを検討することと著者は述べる。 日本が太平洋戦争での巨大な犠牲を払う結果に至る過程で、異なる結果になり...
国策の選択が様々な制度の制約を受け、国際環境や国内政治情勢の影響下でなされることが必至だが、重要なのは問題の本質が政治家やマスコミの誘導ではなく正しい形で選択肢に反映されているかを検討することと著者は述べる。 日本が太平洋戦争での巨大な犠牲を払う結果に至る過程で、異なる結果になりえた外交交渉を、満州事変に対するリットン調査団の報告書を通じての国際連盟への対応、 日独伊3国軍事同盟の締結、太平洋戦争前の日米交渉の3つを取り上げ、当時の証言や記録、文献を多角的に検証する。 日独伊3国軍事同盟の締結の裏方で実務推進者だった軍、外務省の役人らの議題が戦後(ドイツ勝利の仮定で)の陣地争いだったとは驚きだった。 またリットン調査団が日本の拡大政策を一定の許容をしつつ世界の輪の中に戻そうとしていた事実が新鮮だ。 教科書だけではわからないことも多く記載され(トリビアもあるが)、高校生らに説明する(意見も聴取しながら)スタンスなので、わかりやすい。 日本の近代史を知る、歴史観を養ううえでも素晴らしい参考書となりうる本だと思う。
Posted by
加藤さんが解説してくれる戦争についてが分かりやすかったので、こちらも読んでみた。なぜ日本がこれほど戦争にのめり込んでしまったのか、分かったようで、まだ自分の言葉では説明出来るところまでは行き着かなかった。もう少し時間がかかるかもしれない。 本としては、挿絵や写真もあり、易しい言葉...
加藤さんが解説してくれる戦争についてが分かりやすかったので、こちらも読んでみた。なぜ日本がこれほど戦争にのめり込んでしまったのか、分かったようで、まだ自分の言葉では説明出来るところまでは行き着かなかった。もう少し時間がかかるかもしれない。 本としては、挿絵や写真もあり、易しい言葉でまとめられており、また「次読みたいな」という参考文献も多く良かった。おすすめな本だと思う。
Posted by
教科書には載ってないことが掘り下げて書かれている。 戦争を阻止する選択肢がいくつもあったこと、知りました。
Posted by