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明智小五郎事件簿(Ⅳ) 猟奇の果 集英社文庫
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明智小五郎事件簿(Ⅳ) 猟奇の果 集英社文庫

江戸川乱歩(著者)

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明智小五郎事件簿(Ⅳ) 猟奇の果 集英社文庫

638

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/08/19
JAN 9784087454864

明智小五郎事件簿(Ⅳ)

¥638

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2025/02/19

明智小五郎の担当した事件を発生年順に並べたシリーズ。『猟奇の果』は1928~29年にかけての事件。 面白かったところ。 素人探偵明智小五郎、日本重要人物の2番手に挙げられる!? 明智小五郎の変装術は、10年間のたゆまぬ努力によりなされたものだった!シナやら印度やらに遊びに行った...

明智小五郎の担当した事件を発生年順に並べたシリーズ。『猟奇の果』は1928~29年にかけての事件。 面白かったところ。 素人探偵明智小五郎、日本重要人物の2番手に挙げられる!? 明智小五郎の変装術は、10年間のたゆまぬ努力によりなされたものだった!シナやら印度やらに遊びに行ったのも変装術学びに行ってたんだろうか。 <猟奇の徒よ!君たちはあまりに猟奇者でありすぎてはならない。この物語こと善き戒めである。猟奇の果がいかばかり恐ろしいものであるか!(P9)> 資産家の青木愛之助は、若くして金には困らず美しい妻を持つという恵まれた生まれだが、そのためにか退屈屋で猟奇趣味を持っていた。怪しい女との密会も、表に出せないような遊びも行ったがそれにも飽きてくる(こんな設定他の江戸川乱歩小説でもありますね)。 しかし青木の友人で科学雑誌社長の品川四郎にそっくりの別人が現れて、しかもそのエセ品川四郎はどうやら犯罪者らしい。 『猟奇の果』は前後編になっていて、前編「猟奇の果」は青木愛之助と品川四郎がエセ品川四郎を探すのがメイン。覗き見、SMプレイ、お面のような美青年、逢引き、不貞、血腥い犯罪現場。やっぱり江戸川乱歩 笑  後編「白蝙蝠」で明智小五郎が出てきます。エセと騙したり、騙されたり、追いかけたり、捕まえたり。そして真相は…。えーっとですね、少なくとも『屋根裏の散歩者』とかとは系統が違う、私は終盤「これって犯人二十面相?(^_^;)」と思いましたよ、つまりかなりトンチキ。 私は『天知茂 江戸川乱歩美女シリーズ』を見て「江戸川乱歩の小説を元にしてかなりトンチキにしてるなー」と思っていましたが、元祖江戸川乱歩のほうが突き抜けていた笑 なぜこんなに前編後編趣旨が変わってるんだと思って検索してみたら、新聞連載で書き進めていったため、江戸川乱歩の気持ちが変わったり、出版社の望みを入れたりってことで変わっていったらしい。青空文庫には「もう一つの結末」が出ていました。前編は青木愛之助がニセ品川四郎と直接対面して…というあたりで終わるのですが、その種明かしがされて割と平穏に終わっていました。どうやら江戸川乱歩は独立した小説のつもりだったけど、途中で出版社からの明智小五郎出してくれ、と意向を組んだってところでしょうかね。 まあたしかに、後編の種明かしはスケールは大きいけれど、前編のニセモノの行動が矛盾していますので、後編は方向転換のためだと思えば納得です。 青空文庫はこちら https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/58467_73706.html

Posted by ブクログ

2024/09/15

最後の謎解きが若干やっつけ(雑)な感じもしたが、 全体を通して楽しくは読めた。 そもそもの品川四郎になった斧村錠一って誰だっけ? 前半に出て来た?マジで誰?スミマセン。

Posted by ブクログ

2023/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長編作「猟奇の果」のみを収録している。一冊まるまるで一つの作品だが、章立てが細かく分かれており、さらに前半と後半では視点と登場人物と作品の雰囲気ががらりと変わる。 前半は品川氏と青木氏の二人が出くわす怪奇を中心に不気味な雰囲気が漂っているが、後半は明智小五郎が活躍することで、急転直下で意外な結末を迎える。読み進めていくうちに「え、本当にあとこれだけで終わるの?」と思わずにはいられない。 特に最後、賊の一味と成り果てた人物が意外であった。そういえばこいつ居たな、と、なかなか印象深く記憶に残っていた人物であるにも関わらず思ったものである。そう、そう思わずに居られぬほど後半部分はスケールが大きくなるのだ。 そして、それ故にタイトルの「猟奇の果」が誰のことを指しているのかも自ずと明らかになるのである。確かに猟奇を拗らせた挙句、己が人生をあのような形で終わらせるのは「果て」である。

Posted by ブクログ