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明智小五郎事件簿(Ⅳ) 猟奇の果 集英社文庫
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明智小五郎事件簿(Ⅳ) 猟奇の果 集英社文庫

江戸川乱歩(著者)

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明智小五郎事件簿(Ⅳ) 猟奇の果 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/08/19
JAN 9784087454864

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商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2026/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白くて展開読めなくて一気に読んだ! 前後編に分かれており、前編には明智小五郎が登場もしないし、なんなら事件も起きない。被害者も被疑者もなくて、奇妙な「出来事」があるだけ。だからこそ何がどうなるのか?全然分からなくて面白かった。 前半で奇妙で謎な出来事が沢山起きて、つまりどういうこと!?どう着地するの!!?と思ってたら、後半で明智小五郎が登場。そこからはいつもの明智小説な流れになっていく。 奇妙な謎が全部片付くのか!?というとそうでもない。すっきり全て解決!とはならず、終わり方もめちゃ突然。 綿密なトリックのミステリー小説と比べると納得いかない点もちょいちょいあった。 けど、元々江戸川乱歩の探偵小説より怪奇小説派な私にとってはどっちもが楽しめるなんだか嬉しい一冊! 何がどうなるの!?!?と、まるで道に迷うように読むのが楽しかった!

Posted by ブクログ

2026/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前編はどういうこと?どういうこと?の連続で面白かったが、後編はちょっと…。青木愛之助だけでなく妻まで賊の仲間になっていた経緯がわからないし、「今様片手美人」は伏線が回収されないまま放置だし、足を撃たれて捕えられた明智がどうやって脱出したのかも不明だし、広げた風呂敷が広がりっぱなしでイマイチだった。 この話を下敷きにした「少年探偵団」シリーズの『黄金の怪獣』(『超人ニコラ』)の方がよくまとまっていて完成度が高かったと思う。 また、青空文庫で「もう一つの結末」(1946年)が読めるが、前編の内容+結末部分という構成で、こちらの方が筋も通っていて断然良い。明智は出てこないけど。 巻末の「明智小五郎年代記」は毎回興味深いが、戦前の日本共産党と「イスラム国」を同列に論じるのはさすがに偏見が過ぎるのでは。 (2026.7.30)

Posted by ブクログ

2025/02/19

明智小五郎の担当した事件を発生年順に並べたシリーズ。『猟奇の果』は1928~29年にかけての事件。 面白かったところ。 素人探偵明智小五郎、日本重要人物の2番手に挙げられる!? 明智小五郎の変装術は、10年間のたゆまぬ努力によりなされたものだった!シナやら印度やらに遊びに行った...

明智小五郎の担当した事件を発生年順に並べたシリーズ。『猟奇の果』は1928~29年にかけての事件。 面白かったところ。 素人探偵明智小五郎、日本重要人物の2番手に挙げられる!? 明智小五郎の変装術は、10年間のたゆまぬ努力によりなされたものだった!シナやら印度やらに遊びに行ったのも変装術学びに行ってたんだろうか。 <猟奇の徒よ!君たちはあまりに猟奇者でありすぎてはならない。この物語こと善き戒めである。猟奇の果がいかばかり恐ろしいものであるか!(P9)> 資産家の青木愛之助は、若くして金には困らず美しい妻を持つという恵まれた生まれだが、そのためにか退屈屋で猟奇趣味を持っていた。怪しい女との密会も、表に出せないような遊びも行ったがそれにも飽きてくる(こんな設定他の江戸川乱歩小説でもありますね)。 しかし青木の友人で科学雑誌社長の品川四郎にそっくりの別人が現れて、しかもそのエセ品川四郎はどうやら犯罪者らしい。 『猟奇の果』は前後編になっていて、前編「猟奇の果」は青木愛之助と品川四郎がエセ品川四郎を探すのがメイン。覗き見、SMプレイ、お面のような美青年、逢引き、不貞、血腥い犯罪現場。やっぱり江戸川乱歩 笑  後編「白蝙蝠」で明智小五郎が出てきます。エセと騙したり、騙されたり、追いかけたり、捕まえたり。そして真相は…。えーっとですね、少なくとも『屋根裏の散歩者』とかとは系統が違う、私は終盤「これって犯人二十面相?(^_^;)」と思いましたよ、つまりかなりトンチキ。 私は『天知茂 江戸川乱歩美女シリーズ』を見て「江戸川乱歩の小説を元にしてかなりトンチキにしてるなー」と思っていましたが、元祖江戸川乱歩のほうが突き抜けていた笑 なぜこんなに前編後編趣旨が変わってるんだと思って検索してみたら、新聞連載で書き進めていったため、江戸川乱歩の気持ちが変わったり、出版社の望みを入れたりってことで変わっていったらしい。青空文庫には「もう一つの結末」が出ていました。前編は青木愛之助がニセ品川四郎と直接対面して…というあたりで終わるのですが、その種明かしがされて割と平穏に終わっていました。どうやら江戸川乱歩は独立した小説のつもりだったけど、途中で出版社からの明智小五郎出してくれ、と意向を組んだってところでしょうかね。 まあたしかに、後編の種明かしはスケールは大きいけれど、前編のニセモノの行動が矛盾していますので、後編は方向転換のためだと思えば納得です。 青空文庫はこちら https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/58467_73706.html

Posted by ブクログ

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