商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/07/30 |
JAN | 9784163904917 |
- 書籍
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強父論
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強父論
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商品レビュー
3.9
25件のお客様レビュー
「阿川弘之と言うより、阿川佐和子の父と言う方が通りが良い」と阿川弘之が言っていたのを 何かで読んだことがある。 娘思いの良い父だと勝手に思い込んでいたのだが、 そうでもなさそうだ。 書名の強父論は恐怖論、恐父論に通じるのだろう。 でも表紙の写真も裏表紙の写真も父娘とも良い顔、良...
「阿川弘之と言うより、阿川佐和子の父と言う方が通りが良い」と阿川弘之が言っていたのを 何かで読んだことがある。 娘思いの良い父だと勝手に思い込んでいたのだが、 そうでもなさそうだ。 書名の強父論は恐怖論、恐父論に通じるのだろう。 でも表紙の写真も裏表紙の写真も父娘とも良い顔、良い表情をしている。 少なくとも、DV親父ではないだろう。
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阿川佐和子が父阿川弘之との思い出を綴ったエッセイ。 平成生まれの私からすると信じられないほどの阿川弘之横暴ぶり。よくもまあ阿川佐和子はグレなかったこと。 そんな弘之の暴君ぶりに、いかに困らされたかという数々のエピソードが綴られているわけだが、不思議と愚痴っぽさや悲壮感を感じない。...
阿川佐和子が父阿川弘之との思い出を綴ったエッセイ。 平成生まれの私からすると信じられないほどの阿川弘之横暴ぶり。よくもまあ阿川佐和子はグレなかったこと。 そんな弘之の暴君ぶりに、いかに困らされたかという数々のエピソードが綴られているわけだが、不思議と愚痴っぽさや悲壮感を感じない。普通の人が書いたら愚痴っぽくなりそうなところを軽妙洒脱にまとめあげてしまうあたり、阿川佐和子さすがだなぁと思う。
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阿川佐和子さんが描く、父、阿川弘之さんとの日々。今ではなかなかお目に係れない亭主関白で癇癪持ち。さらには男尊女卑な弘之さんのインパクトがスゴイ。佐和子さんも幼いころから、叱られ、怒鳴られて過ごしてきたらしい。でも、作品中、ところどころに覗く、お父様への愛情。お父様からの愛情。特に...
阿川佐和子さんが描く、父、阿川弘之さんとの日々。今ではなかなかお目に係れない亭主関白で癇癪持ち。さらには男尊女卑な弘之さんのインパクトがスゴイ。佐和子さんも幼いころから、叱られ、怒鳴られて過ごしてきたらしい。でも、作品中、ところどころに覗く、お父様への愛情。お父様からの愛情。特に、文章を佐和子さんに教える時のやさしさが印象的でした。本書では弘之さんと佐和子さんの何枚かの写真が紹介されていますが、どれも幸せそうな雰囲気を醸し出しているように思います。たしかに頑固おやじさんで大変だったのだろうけど、固い絆で結ばれた家族だったのだろうな。そういえば、我が亡き父も同じような気性の持ち主だったっけ。
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