商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2016/06/01 |
JAN | 9784035271000 |
- 書籍
- 児童書
世界の化学者12か月
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
世界の化学者12か月
¥1,980
在庫あり
商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
科学史や化学者に関するエピソードを綴った絵本。昨年、福井県にある「かこさとしふるさと絵本館」を訪問した際に、かこさんが実はだいぶ上の先輩(某大学工学部化学系)に当たることを知り、同時にこの本の存在を知りました。偉大なる先輩に敬意を表しつつ、化学の先達の偉業に触れられるこの本をおす...
科学史や化学者に関するエピソードを綴った絵本。昨年、福井県にある「かこさとしふるさと絵本館」を訪問した際に、かこさんが実はだいぶ上の先輩(某大学工学部化学系)に当たることを知り、同時にこの本の存在を知りました。偉大なる先輩に敬意を表しつつ、化学の先達の偉業に触れられるこの本をおすすめします。科学者の誕生日はじめいろいろと意匠が凝らされており、大人も楽しめると思います。個人的には、かこさとしさんの絵本としては、小学生のときに「宇宙」にはまり、何度も読み返しました。こちらもオススメです。
Posted by
本書は小学校高学年向けに書かれた化学に関する絵本である。だから東大生にはぴったりであろう。 というのはもちろん冗談だが、著者のかこさとしさんは「からすのパンやさん」などの代表作を持っている。経歴としては東京大学の応用化学科を卒業した工学博士であり、今年鬼籍に入られた。小学校高学年...
本書は小学校高学年向けに書かれた化学に関する絵本である。だから東大生にはぴったりであろう。 というのはもちろん冗談だが、著者のかこさとしさんは「からすのパンやさん」などの代表作を持っている。経歴としては東京大学の応用化学科を卒業した工学博士であり、今年鬼籍に入られた。小学校高学年向けであるが、決して知識が浅いということはない。むしろ読んでいて知らないこともあるくらいである。 化学と教育、あるいは著者に興味がある人にはぜひ読んでもらいたい。(化学システム工学専攻) 配架場所:工5号館図書室 請求記号:A-20:K2-1:1 ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003437675&opkey=B157015742013098&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0
Posted by
加古さんは東大工学部応用化学科卒。化学専門なのだ。科学の絵本はたくさん描いているけれど、化学に関するこの本は思い入れもすごくあるのではないかと思う。 月毎に化学者の業績と人生について書かれている。6月ならカビが生える時期だからペニシリンの発見について、12月はファラデーのクリス...
加古さんは東大工学部応用化学科卒。化学専門なのだ。科学の絵本はたくさん描いているけれど、化学に関するこの本は思い入れもすごくあるのではないかと思う。 月毎に化学者の業績と人生について書かれている。6月ならカビが生える時期だからペニシリンの発見について、12月はファラデーのクリスマス・レクチャー、という風に。更に科学史と季節の化学に関する小ネタ、化学者の誕生日、化学ダジャレまで、びっしり。 こういう仕事ができる人って加古さんしかいない。これは1986年に出された本に加筆して昨年出し直された本だから、加古さん90才の仕事である。 本当に尊敬できる方だと思う。加古さんが亡くなったら誰がこういう仕事をするのか。 お元気で長生きしていただきたい。
Posted by