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特捜部Q 知りすぎたマルコ(上) ハヤカワ・ミステリ文庫
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(上) ハヤカワ・ミステリ文庫

ユッシ・エーズラ・オールスン(著者), 吉田薫(訳者)

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特捜部Q 知りすぎたマルコ(上) ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/06/24
JAN 9784151794575

特捜部Q 知りすぎたマルコ(上)

¥1,012

商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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2024/06/22

オーディブルはユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 知りすぎたマルコ 上巻』を今朝から聞き始める。 今回の黒幕は、金融危機で潰れかかった銀行を延命させるために、カメルーンの開発援助を隠れ蓑に、政府資金を詐取しようという銀行の大株主、頭取、外務省開発援助事業評価事務局局長のグル...

オーディブルはユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 知りすぎたマルコ 上巻』を今朝から聞き始める。 今回の黒幕は、金融危機で潰れかかった銀行を延命させるために、カメルーンの開発援助を隠れ蓑に、政府資金を詐取しようという銀行の大株主、頭取、外務省開発援助事業評価事務局局長のグループ。現場経験のないローセのために放火事件の聞き込みをしていたローサは偶然、剥がれかかった広告ポスターを目にする。それは、カメルーンからの帰国後、行方不明となった外務省職員ヴィルヤム・スタークを捜す「尋ね人」のポスターで、スタークの件は特捜部Qの未解決事件リストにも入っていた。ポスター貼りを途中でやめて逃げ出した少年はマルコだった。クラン(一族)の秘密を知ってしまったマルコは、クランの子どもたちを虐待し、盗みをさせていた首領ゾーラに命を狙われ、逃亡中の身だったのだ。 オーディブルはユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 知りすぎたマルコ 上巻』の続き。 クランの連中に携帯電話を奪われたマルコの周辺に、ゾーラの魔の手が忍び寄る。滞在先のクリーニング店を家探しされ、世話になった家主を傷つけられたマルコは居場所を失い、コペンハーゲンの街中に身を隠す。殺されたスタークのポスターから、彼の遺族(同棲中の恋人とその病弱な娘)の居所をつきとめたマルコは、スタークに何が起きたかを知るために、2人を訪ねてスタークの家に向かう。そこでは、ローセに説得され、ようやくスターク失踪事件の捜査に乗り出したカール・マークが、残された手がかりがないか、探し回っていた。ようやく2人に接点が生まれそうだ。 オーディブルはユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 知りすぎたマルコ 上巻』の続き。 スタークの家に忍び込んで事件の真相を探っていたマルコはそこで、何かを探しに現場に舞い戻ってきたゾーラの一味と鉢合わせになり、マルコがスタークの一件に探りを入れていることがゾーラに伝わる。ゾーラにスターク殺害の件を依頼した銀行の一味にもその事実が伝わり、すみやかにマルコを殺して口封じをしないと、自分たちの身が危ないと悟る。銀行一味にも仲間割れが生じ、銀行監査役会会長のイェンス・ブラーゲ=スミトと銀行頭取のタイス・スナプはいざとなったら外務省のレニ・イーレクスンに罪をおっかぶせて逃げようと画策する。が、その意図を察知したレニは逆に、彼らとの関係を断ち、自分だけが生き延びるための方法を画策する。スタークが残した書類を改ざんし、銀行への資金韓流の隠れ蓑として利用したバカ・プロジェクトの真犯人をスタークに押し付け、古い友人のタイス・スナプへの時限爆弾を仕込んだのだ。 マルコはスタークの尋ね人のポスターを作成した母娘マリーネ&ティルデ・クリストファンの家に行き、彼女たちの顔を垣間見る。ティルデは真実を知る必要がある。意を決し、身元を偽って警察に届け出ようと警察署に赴いたマルコだったが、たまたまそこに居合わせたカール・マークと目があい、ふたたび逃亡する羽目に。マルコが残した痕跡から、名前はわからないが、ウスタブロー図書館に入り浸って熱心に本を読んでいた少年のことが浮かび上がる。 オーディブルはユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 知りすぎたマルコ 上巻』が今朝でおしまい。引き続き『下巻』を聞き始める。 殺されたスタークも開発援助を隠れ蓑に公金横領していた、一緒に暮らすティルデ・クリストファンの治療費を捻出するために。どんな事情があったにせよ、外務省の局長とその部下が別々のルートで税金ドロボーを働いていたわけで、脛に傷持つ上司が部下に責任をなすりつけるための格好の舞台が整った。まあ、上司のレニも根っからの悪党というわけではなさそうで、すぐにボロが出そうではあるんだけど。いまのところ、いちばんかしこく立ち回っているのは、知りすぎたマルコ本人かもしれない。

Posted by ブクログ

2024/01/14

『特捜部Q』シリーズ第5巻。冒頭公金の横領に絡む事件から始まり、謎の犯罪集団によって物乞いやスリをさせられてきた少年マルコが、組織から脱走を図りと、読み始めたらページを捲る手が止まりません❗ いつマルコが、「特捜部Q」メンバーとどのように邂逅するのかと、とてもワクワクしながら読...

『特捜部Q』シリーズ第5巻。冒頭公金の横領に絡む事件から始まり、謎の犯罪集団によって物乞いやスリをさせられてきた少年マルコが、組織から脱走を図りと、読み始めたらページを捲る手が止まりません❗ いつマルコが、「特捜部Q」メンバーとどのように邂逅するのかと、とてもワクワクしながら読み進めました♫ 深刻でとても巨大な陰謀の一方で、カールの私生活に変化があったり、頼みの上司が突如リタイアしたりと、読みどころ満載の傑作警察小説です❗

Posted by ブクログ

2023/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プロジェクトのお金を詐欺行為で着服している話と すりや物乞いで生計をたてているクランの話が 混ざり合った所で話が展開していく。 マルコを中心に。 知りすぎたマルコ。 良かれと思って助け舟を出したのに、逆に恨まれたり。 クランをいつか抜け出したいという思いは 頭が良いだけに、色んな事に気づいてしまい、 今、抜け出さないと危険になってしまった。 逃げる間に、更に知ってはいけない事を知ってしまい、危険度がUP。 必死で逃げて、やっと、ちょっと落ち着ける居場所をみつけたと思ったのに、クランにみつかり、親切にしてくれた人々から、追い出されてしまう事に。 マルコが生きて行く為の知恵をつけてくれたり、あんなに親切にしてもらっていたのに、クランの連中が乗り込んできたせいで、彼らの安全も侵害されてしまった。 辛いよ・・・ マルコの辛さと、親切にしてくれてた人達の気持ちと 背景にこんな事がなければ、マルコはあのコミュニティの中で、やさしさに包まれながら生きていく事もできたかもしれないのに。 ゾーラ マルコにとっての悪の根源 最低最悪の馬鹿野郎。 自分さえよければ、それでいいという考え方のヤツ。 こんなヤツがクランの党首だもの。最悪の事しか起こらない。逆らうと何されるかわからないから、みんな我慢して・・・ 集団で反旗を翻すという事も考えられなくなるほどの恐怖政治(政治ではないけれど)だったんだろうな・・・ 逃げる過程で見つけてしまった死体。 生きて行く為に頑張っていた時に見つけた古い人探しのポスター 死体の人物は、殺害された。 誰に?ゾーラ?しかし、何故? あの時、 最初にマークに出会った時、 全てを打ち明けておけば、ここまで必死に逃げなくちゃいけなくなることはなかったんだよね。 でも、不法滞在者だから、警察に見つかる訳にもいかなくて・・・ 誰も信じられない状況で、一人で、良く頑張ってるよ。 読んでるこっちは、君のことが心配で心配で、 いったいいつになったら、マーク達に保護されるんだってやきもきしながら、気づいたら上巻読み終わってたよ。 全くもう!

Posted by ブクログ

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