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船に乗れ!(Ⅲ) 合奏協奏曲 小学館文庫

藤谷治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2016/06/12
JAN 9784094063028

船に乗れ!(Ⅲ)

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商品レビュー

3.2

9件のお客様レビュー

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2022/10/31

日出処の天子を思い出しながら読んでしまったよ伊藤慧くん… 哲学の先生も人間味溢れる先生で非常に良かった。 音楽と青春と恋愛と友情と、夢と自意識と現実と挫折と、永遠の問い。 永遠に揺られ続ける終着点を見出せない全ての人のための物語。

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2021/01/09

音楽学校を出て音楽家になるのは一握り。 これを一般の人はどれだけ知っているだろうか。 普通の音大だけではなく芸大や桐朋の一流でもある話です。 この本のテーマはブランデンの5番。 演奏会って一期一会なのでそういうのもありかなと思う。 逆に譜面は一生残るのでサトルに届いた譜面は今で...

音楽学校を出て音楽家になるのは一握り。 これを一般の人はどれだけ知っているだろうか。 普通の音大だけではなく芸大や桐朋の一流でもある話です。 この本のテーマはブランデンの5番。 演奏会って一期一会なのでそういうのもありかなと思う。 逆に譜面は一生残るのでサトルに届いた譜面は今でもあるでしょう。 最後に「船に乗れ!」の題名の理由が出てきます。 「音楽は趣味の方が良いのよ、一生続けられる趣味よ」 「仕事にしないほうがいいのよ、楽しめないから」 と昔自分の師匠が言った言葉をこの本を読んで思い出しました。

Posted by ブクログ

2020/12/27

向き合うことも、認めることも、許すことも、 今はできないかもしれない。 (以下抜粋) ○僕には先生の言葉より、その前の一瞬の沈黙のほうがはるかに重要だった。(P.20) ○僕に限らず、自分が懸命にやっていたことを、新参者がさらに器用に、そして熱心にやっているのをまのあたりにすれ...

向き合うことも、認めることも、許すことも、 今はできないかもしれない。 (以下抜粋) ○僕には先生の言葉より、その前の一瞬の沈黙のほうがはるかに重要だった。(P.20) ○僕に限らず、自分が懸命にやっていたことを、新参者がさらに器用に、そして熱心にやっているのをまのあたりにすれば、ショックを受け、無力感を覚えることは誰にでもあることだ。(P.37) ○「オーケストラに出られないんですか、って訊いたんです」(P.45) ○本当になりたいものになるには、僕はあまりに不徹底で、卑怯だ。なまけもので才能のかけもない、情けない人間なんだ。(P.153)

Posted by ブクログ

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