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鬼滅の刃(1) ジャンプC
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鬼滅の刃(1) ジャンプC

吾峠呼世晴(著者)

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鬼滅の刃(1) ジャンプC

484

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/06/03
JAN 9784088807232

鬼滅の刃(1)

¥484

商品レビュー

4.1

153件のお客様レビュー

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2021/09/06

おもしろ

面白い王道少年漫画だぞ

だれか

2025/09/07

絵のタッチも独特である  これは売れるべくして売れた漫画だとおもふ。どれもそつなくこなしてゐて、中盤にかけてのバトルは、毎話の切り上げ方が上手だった。  いちばんはデフォルメ調のシーンの多さや(遠景のキャラクターはそろひもそろって)、作者が出てきて、○○らしいよと噂する裏設定の...

絵のタッチも独特である  これは売れるべくして売れた漫画だとおもふ。どれもそつなくこなしてゐて、中盤にかけてのバトルは、毎話の切り上げ方が上手だった。  いちばんはデフォルメ調のシーンの多さや(遠景のキャラクターはそろひもそろって)、作者が出てきて、○○らしいよと噂する裏設定の出し方は、どれもこども向けとして参考になるものばかりだ。  かういふ裏設定の作りこみは編集者の片山氏のアドバイスなんだらう。  最初から禰豆子といふ妹の存在を押し出すことで、違和感なく途中の家族や兄弟の愛情も受け入れられる。そして「鬼滅の刃」といふ題名は、やはりセンスがいい。  むろんそれ以外は瑕瑾であって、取り立てて騒ぐ気にもならない。  

Posted by ブクログ

2025/08/24

残酷さと優しさが同居する、人と鬼の物語 舞台は大正時代。炭を売って生計を立てていた心優しい少年・炭治郎は、ある日、家族を鬼に襲われるという惨劇に直面する。唯一生き残った妹・禰豆子も鬼に変えられてしまい、人としての心と鬼としての力の狭間で苦しむ存在となる。炭治郎は禰豆子を再び人間...

残酷さと優しさが同居する、人と鬼の物語 舞台は大正時代。炭を売って生計を立てていた心優しい少年・炭治郎は、ある日、家族を鬼に襲われるという惨劇に直面する。唯一生き残った妹・禰豆子も鬼に変えられてしまい、人としての心と鬼としての力の狭間で苦しむ存在となる。炭治郎は禰豆子を再び人間に戻すため、鬼を討つ剣士の道へと足を踏み出す。そこから彼の過酷で温かい旅が始まっていく。 本作の魅力は、冒頭の炭治郎一家が襲われる残酷なシーンに凝縮されている。温かく幸せだった日常が一瞬で崩壊し、禰豆子が鬼に変わってしまう。その衝撃から物語は始まるが、ここで提示される「鬼になっても家族である」という矛盾が最後まで物語を貫くテーマとなっている。炭治郎が妹を守りながら、人としての姿を取り戻させようとする姿勢には、単なる復讐劇にとどまらない深い愛情がにじんでいる。 炭治郎という主人公像も特徴的だ。少年漫画の定番であるルフィや悟空のような破天荒さはなく、最初から大人びていて落ち着きがある。時には「もっとはしゃいでもいいのでは」と思わせるほどだが、その真面目さが物語全体のトーンを引き締めており、重厚なドラマを支える柱になっている。 典型的な少年漫画的な明るさや奔放さを期待する読者には少し物足りなく感じるかもしれない。 さらに注目すべきは鬼の描かれ方だ。本作の鬼は単なる悪役ではなく、かつては人間だった存在として描かれる。鬼に堕ちるに至った悲しい経緯や、人間としての未練が丁寧に描写されるため、読者は「討たなければならない存在」でありながらも、完全に憎みきれない複雑な感情を抱くことになる。これによって敵味方の境界線が揺らぎ、物語はより深い人間ドラマとして昇華されている。

Posted by ブクログ