1,800円以上の注文で送料無料
青い脂 河出文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-12-03

青い脂 河出文庫

ウラジーミル・ソローキン(著者), 望月哲男(訳者), 松下隆志(訳者)

追加する に追加する

青い脂 河出文庫

1,650

獲得ポイント15P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/04/06
JAN 9784309464244

商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/03/25

ページが折れていました

新品で買ったのにページが折れていました
スタッフはよく確認して欲しいです

ラッキー

2026/02/15

スターリン期のソ連文学は化粧を塗りたくった甘ったるい顔をした怪物であり、『青い脂』はそんなソ連の現実を裏返してその腐った内臓に目を向ける試みだった。 ──ウラジーミル・ソローキン

Posted by ブクログ

2024/11/07

 原著1999年刊。 「怪物」ソローキンによる、破壊と猥雑化の限りを尽くした、妙な小説である。  読み始めるとすぐに、ボリスなる人物による、何を言っているのか全然わからないような手紙が延々と綴られてゆく。この圧倒的な「わからなさ」「言語の異物感」は、大昔に読んだSF小説『ニューロ...

 原著1999年刊。 「怪物」ソローキンによる、破壊と猥雑化の限りを尽くした、妙な小説である。  読み始めるとすぐに、ボリスなる人物による、何を言っているのか全然わからないような手紙が延々と綴られてゆく。この圧倒的な「わからなさ」「言語の異物感」は、大昔に読んだSF小説『ニューロマンサー』の文章の感覚に似ている。  ひっきりなしに繰り出される妙な造語は、よく見ると巻末に用語解説が載っている。しかし、そこでピックアップされているのはごくわずかであり、このボリスの文章を理解するにはまったく足りない。  やがてボリスのパートが終わり、もっと分かり易い文体が出現する。  第二次世界大戦がロシアとドイツの勝利で終わっている奇妙なパラレルワールドの1950年代に話はやがて移り、独裁者スターリンが登場する。しかもスターリンとフルシチョフのセックスシーンなんかも出てきて、もうはちゃめちゃな話になってくる。  はちゃめちゃぶりはスターリンらがヒトラーのところに行ってからさらに加速し、「青い脂」を注射したスターリンの脳がずんずん巨大化して地球を覆い尽くし、やがて太陽の120倍にまでなり、とうとうブラックホールになる。めちゃくちゃな話で、しかし不思議と痛快なクライマックスである。  悪ふざけの底が抜けており、見ようによってはラブレー的な哄笑を拡張したものと見えなくもない。  とにかく圧倒的な凄い小説だとは思う。良いか悪いかはよく分からないが、とにかくパワーに満ちている。面白い。

Posted by ブクログ