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青い脂 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2016/04/06 |
JAN | 9784309464244 |
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
最近ポストモダン文学にハマってる。この作品はその系統だと思う。前衛的というか実験的というか、兎にも角にもはちゃめちゃって感じ。ストーリーの筋自体は複雑ではないと思うが、書き方が複雑かつ、独特の文体でついていくのが困難。もうその文体や造語自体を楽しむしかないって作品。 小説を書くこ...
最近ポストモダン文学にハマってる。この作品はその系統だと思う。前衛的というか実験的というか、兎にも角にもはちゃめちゃって感じ。ストーリーの筋自体は複雑ではないと思うが、書き方が複雑かつ、独特の文体でついていくのが困難。もうその文体や造語自体を楽しむしかないって作品。 小説を書くことで青い脂(青脂=せいし=精子)という奇抜なアイディアも斬新でよき。そういう小説内小説の入れ子構造も楽しい。ロシアの文豪が次々と出てき、各作家の文体に合わせて小説も書かれていた。ナボコフが一番好き。比喩表現が面白いから。 それぞれの作家を読んでいて、ある程度理解があればもっと楽しめたと思う。 怒りから子どもが生まれてくる映画、クローネンバーグの「ブルード」を思い起こした。 こういう小説は、真に面白い!って感じることは少ないけど、存在自体に感謝ってな感じで個人的には好み。
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未来から過去へ、そしてまた未来へ戻る時系列に少々体力を使った。 ソ連時代の社会的リアリズムと実在したあらゆる人物たちが、ドストエフスキーよりも多く出てくる。 注釈でロシアの歴史の勉強になった。 歴史や人物などかなり詳しく書かれていた。 エロ・グロ・ナンセンスなので、サド的要素があ...
未来から過去へ、そしてまた未来へ戻る時系列に少々体力を使った。 ソ連時代の社会的リアリズムと実在したあらゆる人物たちが、ドストエフスキーよりも多く出てくる。 注釈でロシアの歴史の勉強になった。 歴史や人物などかなり詳しく書かれていた。 エロ・グロ・ナンセンスなので、サド的要素があり好みが別れると思うけど、愛が好きなので大変楽しみながら読めた。
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ストーリーがある分『テルリア』よりスリリングに読めるが、ロシア文学史に疎いので作品の価値の半分も味わえてない気がする。昨今の生成AIの問題にも通じるテーマ。
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