商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784560084939 |
- 書籍
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からだとはなす、ことばとおどる
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からだとはなす、ことばとおどる
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商品レビュー
5
7件のお客様レビュー
石田千さんのエッセイ。自身の身体と心にまっすぐ向き合いそれらを言葉でとりむすぶ。体と心から淡々とゆらゆらと紡ぎ出されたその言葉たちは浮遊感があって 石田さん独特のことばの肌触りがあった。中身よりも、歌うように溢れるその言葉の羅列や雰囲気をずっと味わっていたい感じ。
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石田千さんが選ばれた22の動詞から、季節の移ろいや石田さんの日常を垣間見るエッセイ。 最初の「ふれる」と最後の「おどる」が特に印象に残った。 心身とことばには時差がある。 こころに思い描いていることを、そのままことばにするのは難しくて、ついつきたくない嘘やつたない飾りをつけてもがいてしまう。 この不器用さ率直さが石田さんの好ましいところであり、共感するところでもある。 幼い頃から色々な踊りをおどっていた、という石田さんは、無意識無自覚にとにかくおどる。 唯一無心になれる行動「おどる」。 このエッセイのタイトルのように、石田さんの素直なことばが散りばめられた文章により、読んでる私も心穏やかに「おどれ」た気がする。
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石田千さんの本は、読んでいると落ち着く。 言葉の静かさ、ゆっくりさ。 生活する時間の丁寧さ。 写真も含めて、昭和なかおりのする本。
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