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キャッチ=22 新版(上) ハヤカワepi文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784151200830 |
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キャッチ=22 新版(上)
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キャッチ=22 新版(上)
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
第二次世界大戦末期のイタリアのとある島に駐留している米軍基地が舞台。喜劇風の戦争小説とされているが、単なる喜劇ではなくなんというかギミック満載で一度読んだだけでは内容を完全に理解することは難しい。 前知識無しで上巻から順番に読み進めていく。最初はふむふむと読んでいくが、途中か...
第二次世界大戦末期のイタリアのとある島に駐留している米軍基地が舞台。喜劇風の戦争小説とされているが、単なる喜劇ではなくなんというかギミック満載で一度読んだだけでは内容を完全に理解することは難しい。 前知識無しで上巻から順番に読み進めていく。最初はふむふむと読んでいくが、途中から何かがおかしいというか違和感のようなものを読み手自身が感じていくようになる。文章は読めるのに理解ができないというような感じ。小説のなかで何が起きているのか全然分からない。途中で何度も放り出しそうになった。でも、その感覚は間違いではない。その理由は下巻に記されている。
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何度か読み返した作品。スノードンのくだりは最初読んだとき衝撃だった。推しキャラはシャイスコプフ。戦地での、悪い冗談の連続みたいな細切れのエピソードが延々続いたあと、ひとつの結末に向かってギアが入る展開の仕方も好きだった。ラストはそんなに好きではないし色々粗があるとは思うが好きだな...
何度か読み返した作品。スノードンのくだりは最初読んだとき衝撃だった。推しキャラはシャイスコプフ。戦地での、悪い冗談の連続みたいな細切れのエピソードが延々続いたあと、ひとつの結末に向かってギアが入る展開の仕方も好きだった。ラストはそんなに好きではないし色々粗があるとは思うが好きだな〜
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いわゆるひとつの反戦小説。 ただ、普通の反戦モノと違って湿っぽい雰囲気は全くなく、ほぼ全編にわたってブラックユーモアにあふれてる。 にもかかわらず、戦争の悲惨とか矛盾をくっきりと浮かび上がらせてるのは見事だと思う。 案外、これくらい吹っ切れた書き方をした方が、かえって人間には伝わりやすいのかもしれない。 ちなみにタイトルの『キャッチ=22』は、どうしようもない状況、とか、どん詰まり、みたいな意味のスラングになっているらしい(Wkipedia曰く)。
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