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渦森今日子は宇宙に期待しない。 新潮文庫nex
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渦森今日子は宇宙に期待しない。 新潮文庫nex

最果タヒ(著者)

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渦森今日子は宇宙に期待しない。 新潮文庫nex

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/02/27
JAN 9784101800592

渦森今日子は宇宙に期待しない。

¥605

商品レビュー

3.7

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2024/12/11

渦森今日子、17歳。女子高生で、アイスが好きな宇宙人。 最後で「え?」と思ったかもだけど、私も、私の友達もそんなことは気にせず毎日を過ごしている。 ポップで可愛い青春小説。 宇宙人の渦森今日子を主人公とした、鮮やかな青春小説です。 主人公は、地球で女子高生をしているけれど本当...

渦森今日子、17歳。女子高生で、アイスが好きな宇宙人。 最後で「え?」と思ったかもだけど、私も、私の友達もそんなことは気にせず毎日を過ごしている。 ポップで可愛い青春小説。 宇宙人の渦森今日子を主人公とした、鮮やかな青春小説です。 主人公は、地球で女子高生をしているけれど本当は宇宙人。だけど、本人も友人たちもそんなことは気にせず、アイスを食べて部活動に勤しみ、体育祭で盛り上がり進路に悩む。 さしたる理由もなく地球に滞在し、ふわふわモラトリアムを享受する主人公に、未来へのほんのりとした不安から目をそらしながらも、何の覚悟も持たずただ無敵に楽しく生きていられた学生時代を思いだいました。 将来に対する漠然とした不安と、それとは対照的な何とかなるという万能感。 宇宙人でも人間でも、同じ存在でも理解できない事もあれば、違った者同士でも理解し合えることもある。悩みや楽しみ、喜び、感性はそれぞれ。素敵な事だなと思います。 人生は選択の連続で、大人になる過程で色々な物を切り捨てていかなくてはいかないけれど、その選択も、切り捨てたものも、今に至る思い出も、大切な自分の一部って言えるような生き方をしたいな。 口語的な地の文も、主人公の上手く表現できないもやもやした気持ちなんかがよく分かって好きです。 本文もキラキラしていて好きだけど、作者さんのあとがきもまた良いのでお勧め。

Posted by ブクログ

2024/07/23

嵐山ロンドンブックスにて戯れに購入。もうだいぶ後ろに遠ざかってしまった青い日々を、説教くさくもならず、等身大に、こんなふうに鮮やかに昇華できるのはとても尊いことだね。

Posted by ブクログ

2024/01/13

宇宙人というと特別で珍しい気がしてしまうけれど放課後にアイスを食べたり部活動で合宿に行ったり進路に悩んだり焦ったり。とても普通で退屈なほどの日常。でも精神的に参っていた十代を送った私は凡庸さをとても切り捨てられない。沢山の女の子の中から友人と呼べるほど何かを共有できる人がずっと居...

宇宙人というと特別で珍しい気がしてしまうけれど放課後にアイスを食べたり部活動で合宿に行ったり進路に悩んだり焦ったり。とても普通で退屈なほどの日常。でも精神的に参っていた十代を送った私は凡庸さをとても切り捨てられない。沢山の女の子の中から友人と呼べるほど何かを共有できる人がずっと居なかった。もし十代に戻っても生身の他者に怯えるばかりだろう。やはり普通は凄いと少しだけ淋しい気持になってしまう本だった。

Posted by ブクログ